また転生かよ……【ヒロアカ】×【鬼滅】

『行ってきます』 ページ22

……雄英の制服かぁ……


ｶﾞｻｶﾞｻ……


!!
……狐のお面??


ﾋﾗｯ…


この紙は……

"Aへ

制服と一緒に狐のお面があったのには気付いたかい?

それはAが前世でしていたのがなかったから,目元くらいしか隠れないけれど似ていたから制服と一緒に入れておいたよ

気に入ってくれたかな??

もしかしたら眼帯を買ってるかもしれないけど,狐のお面は出来なくなってしまう

眼帯の厚さでね

どちらかを付けてくだろうけど,Aの好きな方でいいよ

敬具 産屋敷耀哉"


お,御館様ぁ〜…!!
有難う御座います…！！

そんなの狐のお面一択に決まってるじゃないですかぁ〜…!!


ｼｭﾙｯ……


…狐のお面はやっぱり落ち着くなぁ〜
それにお面の色が黒だと尚更!!

この狐のお面,黒だから最高…!!


…ﾊﾞﾀﾑ


葵枝「あら?
もう着替えたのね
よく似合ってるわ

…お早う,A」

『お早う,母さん

兄さんは?』

……ﾊﾞﾀﾑ!!

炭治郎「ちょっとネクタイが…」

『ちょっとじゃないよ…?!

…直してあげるからこっちに来て』

炭治郎「ああ…」


……ｼｭﾙｯ
ｷｭｯｷｭｯ……


『はい,出来た

…キメツ学園行ってたのにどうしてこうなったの……
キメツ学園もネクタイでしょ……?!』

炭治郎「うっ……」

『まぁ,いいけど

とっとと朝餉食べて』

炭治郎「え?
けどAは食べないのか??」

『お腹空いてないから要らない』

炭治郎「そうか…」

『うん

ほら,早く食べて』

炭治郎「ああ!」


※炭治郎食事終了


「『行ってきます!! ／ 行ってきます』」


ﾃｸﾃｸ…


『……あっ……』

炭治郎「??
どうかしたか??」

『夜屋敷行くの忘れた……』

炭治郎「あ〜……今日の放課後行ってみたらどうだ??」

『うん

これから通り過ぎるけど,朝だから忙しいしね

任務も有るし』

炭治郎「ああ!!」

『あっ,何なら夜屋敷に住む??
そっちの方が雄英近いけど』

炭治郎「大丈夫だ!!

家族と一緒に居たいからな!!

前世で入れなかった分!!」

『……そっか

けど,ごめんね??
僕は夜屋敷に行かなきゃ

月宮も居るらしいし……』

炭治郎「…そうか

あっ!!
アレが雄英か?!」

『多分ね』

炭治郎「……大きいな」

『そうだね』

炭治郎「取り敢えず行こうか…って,何だこれ…芋虫…??」

あぁ…それは多分……

「おい,誰が芋虫だ」

炭治郎「わぁ!!喋った!!
って,すみません!!」

「分かったならいい…
見慣れない顔だな…

もしかして…鬼殺隊の人ですか??」

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