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「今日、寿命が縮んだかもしれない」
「…ツッコミにくい冗談やめぇや」
とシッマに怒られる、確かに今のは私が悪かった
「ごめんごめん、でも気持ち的にはマジでそう、今日の見た！？」
「A、ご飯冷めちゃうで」
とお兄ちゃんに言われ、さっき入れたばかりの絶対まだ冷めないシチューを口に運ぶ
私達の親は共働きで、お父さんは元々単身赴任だったけど、私の病気が悪くなってからは一緒に住んでくれている
まぁどちらの親も夜遅いから平日はいつも朝くらいしか会えないけど、それでも満足、それにお兄ちゃんもいるし、皆も居るからなにも寂しい思いとかはしてない
「おかわりあるか？」
「うん、自分で取ってきて」
とシッマに言えば慣れた手つきで人の家のキッチンの鍋からおかわりをいれる
何故シッマがこんなにうちに溶け込んでいるのかと言うと、シッマの所も共働きで、ろくにご飯を食べれてないことをお兄ちゃんづてに聞いて以来夜ご飯は家で食べている、かれこれ私が小5の時からこうだし、泊まる率も高いから最早お兄ちゃんだ
「でさ、今日のサークルの時のショッピくんなんだけど」
「あ〜あ〜あ〜！嫌や！お兄ちゃん妹の恋愛話聞きたない〜！」
と耳を塞ぎながらわーわー大声で言うもう２２歳にもなろうかと言うお兄ちゃんにため息を吐く
一番全てを知ってて相談しやすいのはお兄ちゃんなのにこんな感じだし、シッマは恋愛相談とかは専門外だし、正直気軽に恋愛話出来る人が身近に居なくて悲しい
友達にも出来るけど皆すぐ告白に持っていきたがるし、でも病気のこと言って変な空気にするのも嫌だし
「私の人生難しいなぁ」
なんて呟けばお兄ちゃんがスプーンをランチョンマットの上に置いた
「まぁ、デートくらいなら許せる範囲やな」
「許せるってなんでお兄ちゃんの許しが必要なの」
「当たり前やろ！かわええ妹を他の男に託すなんて…」
「大先生も大変やな」
と嘘泣きをする兄とそれを慰めるシッマを見ながら苦笑いをする
これが日常であり私の全て、このままずっとこうやって皆で笑っていたい
んで、それはそれこれはこれ、謎のお兄ちゃんの許可も取れたことだし一回ショッピ君をデートに誘うのもいいかもしれない
こんなに長い間一緒に居たけど、正直デートというか二人で遊んだことは一度もない、いつも大学のカフェテリアで会って話をするだけ
私だって一回くらいは好きな人と二人で遊びに行きたい
「どうしたもんか…」
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彩心(プロフ) - 彩世さん» お返事遅れてしまいすみません！とても嬉しい優しいお言葉有難うございます！心臓にギュンッと来るように頑張りますね！笑。確かにお名前一文字違いで親近感湧きます笑 (2021年10月5日 11時) (
レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
彩世(プロフ) - やっばい…素敵な作品を見つけてしまった…心臓になんかこう、ｷﾞｭﾝｯってきた（圧倒的外力皆無）すごくおもしろいです！更新待ってます！（名前似てますね！） (2021年9月16日 17時) (レス) id: ae3caf883a (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - アンバさん» 嬉しいお言葉有難うございます、これからも自分のペースで頑張ります！ (2021年8月29日 19時) (レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
彩心(プロフ) - xxxさん» 有難うございます！頑張ります (2021年8月29日 19時) (レス) id: bc0d44180c (このIDを非表示/違反報告)
アンバ(プロフ) - 新作おめでとうございます！有難うござます！やっぱり､彩心さんの作風好きです｡笑える部分と切ない部分の差が好きで､続きが楽しみです！更新いつでも待ってますので､頑張ってください！応援してます｡ (2021年8月29日 0時) (レス) id: 04b4947088 (このIDを非表示/違反報告)
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