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数週間後…



今日もいつものように、
祐基と登校している。
この光景は、
ずっと変わらないって
思ってた。




けど、違った。





学校についてからすぐ言われた。





祐基「A。今日の帰りから一緒に帰れなくなった。朝も!!」


あ「何で?」


祐基「ダンス部入ったって言ったじゃん?朝練とか放課後練習あるから迷惑かけちゃうし。ホントごめんね!!」


あ「そっか。全然大丈夫!!」





私はそう言って笑ったけど、
少しだけ寂しく感じた。
あーあ、これから1人か。
ずっと変わらないって思ってたから、
けっこうビックリしてる。


そういえば、
祐基はダンス部入ったんだったね。
わたしは帰宅部です。
勉強と部活の両立はできない。
なんかどんどん離れてくな。



そんなことを思いながら、
ずっとモヤモヤしていた。





放課後…



先生に雑用を頼まれました。



HRが終わってから、
けっこう時間経ってる。
外暗くなってるし。



早く片づけようと思って、
思い荷物や本や冊子を抱えて、
早歩きしていたら、



ドンッ



誰かとぶつかってしまった。
ぶつかったのと同時に
手に持っていたものが
散らばって尻餅をつく。


痛いっ!!




?「わぁー!!ごめんなさい!!大丈夫!?」




目の前に手が出される。




あ「大丈夫です。ありがとうございます。」




差し出された手につかまって
立ち上がる。
しっかりお辞儀して謝る。




あ「すいませんでした!!急いでて。」


?「全然いーよ!!僕の方こそごめんね。」




何故か謝られたので顔を見た。
元気で優しそうな人。
なんか見てると癒される。




?「荷物落ちちゃったね。これ全部持ってたの??」


あ「あ、はい。頼まれたので。」


?「女の子なのに!!可哀想!!重かったでしょ??」


あ「重いですけど頑張ります。それじゃあ。」


?「あ、待って!!手伝ってあげるよー!!全部かして??」


あ「え、あ、ちょっと。」




ぶつかった男の子に、
半ば強引に持っていかれた。
なんて優しい人なんだ…



?「どこに運ぶの??」


あ「あ、資料室。」


?「わかった!!」




軽々しく持ってる。
やっぱり男の子だな。
すごいや。




そんなことを思っていたら、
いつの間にか、
資料室についていた。



?「ここでいい?」


あ「あ、はい。ありがとうございます。」


?「いーえ!!」




あ、お礼しないとだよね?
どうしよう。
とりあえず…




あ「あの。お名前聞いてもいいですか??」

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あい(プロフ) - はじめまして!よかったら、タカシくん出して欲しいです! (2016年1月1日 3時) (レス) id: bccd65a02a (このIDを非表示/違反報告)
るい - あいちゃん〜作者検索したら、ここにたどり着いちゃった... (2015年11月6日 10時) (レス) id: 876d93112f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玄勇嶺優 | 作成日時:2015年1月22日 15時

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