102 二十 ページ8
改めて、下見で来てみたマンションを訪れると、其処は二年前と変わらず、と言った感じであった。
持っていた暗証番号が変わっていたので、私は住民の傍を着いていく形であの時と同じ様にマンションに入り込むことに又しても成功した。
携帯のメモに、暗証番号5649を消して、新たに6630と打ち込んでおく。
あれから諸伏氏とは連絡を取り合っておらず、私は情報屋として腕を上げながら、ついには警察庁の機密情報に、遠隔で手が出せる程になった。
それを知ってか、裏社会では三鬼───有名なハッカー・クラッカーの三人の頂点───の一角に登り詰めた、もう一人の頂点は私のサブ垢である、やーりぃ。
本当に補正凄いなー、と思いながらエレベーターに乗り込む、爆破事件まで残り2日を切っていた。
明後日、此処で萩原研二が死亡する。
原作に関連している事件で一番最初の分岐点だ。
私は黒いフード付きのパーカーのポケットに手を突っ込みながら20階に降りると、不穏な空気は私に絡み付く。
二年前よりも更に気味が悪くなっていたが、未だ爆弾は仕掛けられていない様だ、当日に設置したのかな。
私は非常階段へと足を進める、開けると、二年前と同じ空の景色が私を出迎えた。
一気に心が晴れやかになる、私は笛を吹いて、鳥山さんを呼び寄せた。
「鳥山さん、実行日は明後日。
作戦は──────」
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久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 氷狐さん» 閲覧及びコメントありがとうございます!そうですよ!本来主人公は軽くオタってる設定なので、是非SCPも知って頂けたらなと思い出させて頂きました!気づいて頂けて嬉しいです、本当にありがとうございました! (2019年8月4日 9時) (レス) id: 9224d831df (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - さちさん» 閲覧及びコメントありがとうございます!更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2019年8月4日 9時) (レス) id: 9224d831df (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - 途切れてしまいすみません!「先の無い扉」ですか?とても感動しました! (2019年8月4日 3時) (レス) id: 43c698ce3f (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - すみません!100 希望 のときの『幸運を。死に行く者より、敬礼を』ってSCPのSCPー1983 (2019年8月4日 2時) (レス) id: 43c698ce3f (このIDを非表示/違反報告)
さち - すごくおもしろいです。続きが早く読みたいです。よろしくお願いします。 (2019年8月4日 1時) (レス) id: 8b5b932439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:久坂朧@三色団子と朧は神 | 作成日時:2019年7月28日 22時