空を駆ける 【名探偵コナン】

113 堪忍 ページ19

「……」


「あ？」


「……え？」


「斬る……」


取り敢えず占拠していた7人のうちの主格を木刀で峰打ちすると、彼等は一斉に銃を向けた。


私は一番近くにいた強盗犯を、その近くにいた強盗犯に打ちつける。


「ホームラン」


彼等の頭はもうゼロ距離、素晴らしい出会いを遂げる、残り4人。


「やれ！」


彼等は銃を発砲する、が、私は木刀で全ての弾を避けるか弾くかしてもう1人の元へ飛び上がりながら脳天をかち割りに行った、残り3人。


私は勢いで壁に衝突しそうになるが、此処でパルクールの才能を発動させ、壁に足を着け、脚力で上手く更に飛び上がり、残りの3人の元へ勢いよく追突する。


これには流石に彼女も驚いた様で、目で私をずっと追っていた、私は目が合った彼女に優しく笑い返す。


残り2人だ、如何片付けようかと思っている矢先、警察のサイレンの音が鳴る、ベルモットは焦っている様で、顔には出ていないが頻りに入口の方を見ていた。


あー、そうだな、見つかったら不味いもんな。


私は呑気にも彼女を見て察する、私は直様残りの2人の背後に回り込んで峰打ちを食らわせる、案の定彼等は気絶した。


「……ふぅ。


すみません、此奴等の捕縛と事情聴取お願いしていいですか。


急がないと彼女が遅れてしまいますので」

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