もう一人の同期4 (ページ39)

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「 Thank God!(でも不幸中の幸いね) the great mirror was saved.(側にあったあの大鏡が割れなかったんだから) 」

「 Sure, it's our good-luck charm.(ええ、私達の守り神ですもの) 」

『 You don't owe any thanks to God nor the mirror.(感謝するのは鏡でも神でもありません) 』

感謝するべきなのは、

『 to this girl, don't you?(この女の子にじゃないですか?) 』

「 Thank you for helping me!(ありがとう!助かったわ!) 」

蘭「あ、いえ」

「 Oops!We've got a go.(おっと、そろそろスタンバらないと) 」

「 See you!(じゃあね!) 」

蘭ちゃんの手首ら辺が擦りむいている。

蘭「あ、すりむいてる … 」

ベ「やっぱり神様なんていないわね

いるのならこんな酷い仕打ちしないもの」

蘭「え？」

ベ「じゃあ有希子、私帰るわね」

有「え？シャロンも舞台観るんじゃなかったの？」

ベ「ええ、そのつもりだったけど

外せない用事が入っちゃったし … 」

そう、本番はこれからなんだ。

ベ「今夜はひどい嵐になりそうだから … 止めにしておくわ」