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《 特に何もないよ 》
伊〈 何もないわけないだろ 〉
諸〈 Aちゃんがそう言う時は大抵大丈夫じゃないから 〉
どうして涙が止まらないんだろう。
松〈 そっちで何か合ったのか？ 〉
《 本当に何もないよ 》
私がしてる事が正しいのか分からなくなる。
諸〈 いいから話してみて 〉
伊〈 大丈夫な人が泣くわけないだろ 〉
《 … どうして、 》
どうしてこんな事をしなくちゃいけないのだろう。
その警察官が人を殺すのも正義に入るのだろうか。
《 … ううん。やっぱり何でもない 》
降〈 Aは本当にそれでいいのか？ 〉
《 うん 》
これが本当に正しい事なのか分からない。
けれど、皆を守れるならそれでいいのかもしれない。
諸〈 そっか 〉
《 こんな私でごめんね 》
そういえばパーティーの事は皆に話しておいた方が良さそう。
《 今度11月7日にパーティーがあるの
一応皆にも話しておいた方がいいかなって思って 》
萩〈 うわAちゃんのドレス姿見たかった 〉
松〈 男共がAに惚れるじゃねぇか 〉
諸〈 想像するだけで嫌だな 〉
降〈 そいつらを始末しておくべきか 〉
伊〈 物騒。お前なら本当にやりかねない 〉
久しぶりの雰囲気で心が温かくなる。
松〈 変な事言われたらすぐ連絡しろよ！ 〉
萩〈 放りっぱなしにしたら怒るからな！ 〉
《 気を付けるね 》
諸〈 約束だよ？ 〉
《 肝に銘じておく 》
するとカナディアンが近付いて来た。
カ「
『
萩〈 な、何か男の声が聞こえるんだけど！？ 〉
《 ごめん。また必ず連絡するから 》
一方的に切って申し訳ないけど許してほしい。
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作者名：こ こ | 作成日時：2023年6月22日 23時
