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こんな私が警察官と名乗っていいのだろうか。
松「 どうした？ 」
『 ううん何でもないよ 』
萩「 何かあったら俺に相談していいからね 」
諸「 オレにも相談していいからね 」
『 ふふ。ありがとう 』
私ってやっぱり愛されているんだ。
伊「 Aも大変だな 」
ナ「 もしかして皆さんって、 」
松「 ああ。そのもしかしてだな 」
ナタリーさんは交互に私達を見て微笑んだ。
降「 本人は気付いてなくて苦労してるさ 」
松「 それもそうだな 」
『 え？ 』
私だけ分かっていなくて寂しい。
松「 お前はまだ知らなくていい 」
乱暴に頭をわしゃわしゃと撫でられた。
『 … 皆色々とありがとう 』
組織の任務はいつ死んでもおかしくない。
もしかしたら皆と会うのが最後になるかもしれない。
『 今日は幸せな日だね 』
そう言うとシーンと静まり返った。
降「 何最後みたいな事を言ってるんだ
Aが帰って来てまた飲めばいいじゃないか 」
萩「 そうさ。最後じゃあるまいし 」
伊「 そんな辛気臭い顔すんな 」
ナ「 Aちゃんに結婚式に来てもらわないと 」
『 そうだね 』
生きて帰って来る保証なんてどこにもない。
ヒロ君とふと目が合い、全てを見透かしてるような目をしている。
諸「 オレ達に何か隠してるのか？ 」
萩「 まだ俺達に何か隠してんの？ 」
『 ううん。ただ皆に会えなくなるのが寂しくて 』
この言葉にウソはない。
萩「 何この子。可愛すぎるんだけど 」
松「 ほんっとにお前ってやつは、 」
降「 これで無自覚なのがすごいよな 」
諸「 あぁ。オレも同意見だよ 」
ナ「 皆さん良かったですね！ 」
伊「 だな！ 」
何が良かったのか分からないけど、喜んでもらえて良かった。
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作者名：こ こ | 作成日時：2023年6月22日 23時
