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ナ「 1人だと大変だと思うから私も手伝うわ 」
『 ありがとうございます。助かります 』
萩「 じゃあ俺も、 」
降「 何行こうとしてるんだ。お前はこっちだ 」
萩「 ぐえ゛ 」
研二君が零君に首根っこを捕まれた。
松「 ったく油断も隙もねえな 」
萩「 やっぱゴリラ 」
降「 あ゛？ 」
萩「 ナンデモアリマセン 」
顔面蒼白になって、零君から視線を外す研二君。
諸「 ご飯出来たら呼ぶね 」
ナタリーさんと顔を見合わせてクスッと笑った。
『 では行きましょうか 』
部屋へ案内し、スーツケースを取り出す。
ナ「 私は何したらいいかしら 」
『 取りあえず私が服を取り出すので
服をこのスーツケースに入れてほしいです 』
ナ「 分かった 」
服は数日分くらいを用意して後は現地で調達する。
ナ「 … 航と話し合ったの
今までの気持ちを伝えられてスッキリしたわ 」
『 ふふ。良かったです 』
ナ「 Aちゃんには助けられてばかりね
結婚式はAちゃんが帰って来たらする事にしたの 」
『 え？ 』
でも何年後に帰ってくるか分からないのにどうして？
ナ「 結婚式には絶対Aちゃんを呼びたいから 」
『 ナタリーさん … 』
ナ「 ふふ。何だか恥ずかしいわね
じゃあ早く荷造りを終わらせましょう！ 」
班長さん、素敵な奥さんを大事にしてほしい。
ナ「 ところでAちゃんは彼氏いないの？ 」
『 職業柄彼氏を作る時間がなくて、 』
ナ「 ウソ！？いないの？ 」
そんなに驚く事なのだろうか。
『 悲しい事に 』
そう言うと唖然として、目を見開いている。
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作者名：こ こ | 作成日時：2023年6月22日 23時
