もう一人の同期4 (ページ2)

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諸「オレも酒を飲めば、」

伊「聞こえてるぞ？絶対飲むなよ」

頭を撫でれば心地良さそうな顔をして、更に場が凍り付いたのは気のせいにしておく。

伊「ほんとこいつら … すまねぇ」

『ううん。気にしないで』

それから見事に4人は酔い潰れ、ぐっすり寝てる。

伊「何か合ったら遠慮せず連絡しろよ」

『分かった。気を付けてね』

伊「 Aも狼には気を付けろよ」

『狼？』

玄関まで見送り、最後理解出来ない発言をした。

頭に？を浮かべながら、リビングへ向かう。

『前にもこんな事があったような、』

布団を皆にかけようとすると、誰かに引っ張られた。

『じ、陣平君？』

顔を覗けば綺麗な寝息を立てて目を瞑っている。

脱出しようと試みるけど、ガッチリとホールドされて抜け出せない。

松「俺から離れるな … 」

『え？』

裾を引っ張られ、再び顔を覗くと瞼が濡れている。

松「いなくならないでくれっ」

『大丈夫。どこにも行かないよ』

頭を撫でれば、落ち着いたのか眠りについた。

『 …… 』

だんだん眠気が襲ってきて、いつの間にか眠ってしまった。