273 ページ24
・
被害者をイスに座らせ、発見当時のホオヅエをついたポーズをとらせる。
平「 テグスの両端を持ってドアから出て
テグスをドアのスキ間に通してドアを閉め、鍵を掛ける 」
『 鍵を床に置いて針の付いた方をひっぱるだけ … 』
鍵はドアをスリ抜け、机を登り自動的に被害者のポケットの中へ入るという仕組み。
目「 は、入った！！ 」
『 強くひっぱればテグスはテープから外れ、
それを巻き取れば、証拠もなくなるって事ね 』
平「 あぁ！完全な密室ができるっちゅうわけや！ 」
確かに平次君の仮説は一理ある。
小「 で？犯人は？ 」
目「 犯人は誰なんだ！？ 」
平「 まあ待ちいや！ 」
このトリックをやり終えるには最低でも5分はかかる。
犯行時刻を考えると、奥さんと執事さん、それから息子さんと息子さんの彼女さんはシロという事になる。
平「 2時過ぎにやって来て、この書斎の隣の居間で
TVを見てたっちゅうジイさん … あんただけや！ 」
「 な！？ 」
平「 証拠は、オレがさっき
和室で見つけた、針付きのテグスや！ 」
証拠らしきテグスは、新素材ラインという細くて強い特殊な釣り糸らしい。
平「 和室のゴミ箱の中にこのテグスが
あったのが動かん証拠っちゅうわけや！ 」
蘭「 コ、コナン君？ 」
すると、蘭ちゃんが入って来た。
蘭「 すみません、コナン君ここに来ませんでした？ 」
『 ううん見てないけど … 』
蘭「 そうですか、 」
どこかに行ってしまったのだろうか。
「 やはり悪い事はできんのー …
息子の勲を殺したのは … このワシ 」
『 それはっ … 』
全ての謎が解けた。
犯人はこのお爺さんではない。
「それは違う」と言おうとしたとき、
「 いや … そいつはちがうな 」
平「 く、工藤！？ 」
『 何で新一君がここに … ？ 』
ここにいないはずの新一君がなぜか目の前にいる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 364人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましゅまろ(プロフ) - おかきさん» 嬉しいお言葉本当にありがとうございます😿おかき様の「不幸でいなきゃだめなので」もとても面白いですよ❕応援しています💭 (3月29日 15時) (
レス) id: c246cdba11 (このIDを非表示/違反報告)
おかき(プロフ) - 主様文才ありすぎでは！？とても面白かったです！お忙しいとは思いますが、続きを楽しみに待ってます (3月29日 13時) (レス) @page14 id: 3161f0695a (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ(プロフ) - 00137Rさん» もう嬉しすぎます🥲主様こそココ最近更に冷えてきたのでお身体にはお気を付けてください💭 (12月4日 18時) (レス) id: c246cdba11 (このIDを非表示/違反報告)
00137R(プロフ) - とても面白い作品で、一気読みしてしまいました...笑 体調に気をつけてください。続きを楽しみにしています！ (12月4日 18時) (レス) id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
こ こ(プロフ) - シンヤさん» 中々更新が出来ず申し訳ないです💦そう言っていただけて嬉しいです！！ (12月1日 20時) (レス) id: c6d454d7ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こ こ | 作成日時：2023年8月27日 19時
