小悪魔系彼女と甘々彼氏【志麻】 (ページ50)

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小悪魔50 ★ ページ50

病院の先生に診察をしてもらい、あとは結果を聞くだけ

Aは緊張しているようで、無意識に俺の手を握り締めている

いつもなら緊張を解してやろうと何かできないか考えるが、今の俺もかなり心臓が跳ねていてそんな事を考える余裕が無い

ずっとドクン、ドクン、と心臓が大きく波打っていて、繋いだ手からAに聞こえるんじゃないかってくらいに

｢診察の結果────…｣

｢妊娠4ヶ月であることが分かりました｣

先生が微笑みながらAを見る

｢順調に成長していて、年内には産まれてこられるかと｣

今はまだ3月

確かに、順当にいけば年内には産まれてくるはずだ

今から楽しみで仕方ない

｢もしも、前兆のような…そうですね、つわりですとかがありましたら直ぐ病院に電話してからお越し下さい｣

先生は一気に明るくなった俺らの表情を微笑ましそうに見て、そう言った

俺らは元気よく返事をし、お礼を言って病院をあとにした

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｢4ヶ月やって｣

｢女の子やろか、男の子やろか｣

｢どっちがええ？｣

｢どっちでもええよ。Aとの子供やもん。どっちでも嬉しい｣

｢ふふ、せやね。……楽しみ｣

まだあまり大きくなっていないお腹を優しくさするAの姿は、もう本当に『お母さん』だった

俺はAを見て目を細める

その後は赤ちゃんのことを話しながら2人でゆっくり家に帰った

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どすか、こんな感じでええんすかね？？

前のお話の『｢ドキ.ドキしとる？｣』ですが、ドキ.ドキと書いているつもりなのですが、都合上伏せ字になり、｢ド○○キ｣になってしまっています。

ドキ.ドキと書いていると思ってお読み下さると幸いです……(＞＜)

続編はましゅたんに頼んだぜ！！！

バトンタッチ☆☆