小悪魔系彼女と甘々彼氏【志麻】 (ページ2)

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小悪魔2 ★ ページ2

今日は人生の中で最も晴れやかな日

女の子が1度は夢見た、真っ白いドレスを身に纏っている

そう、今日は結婚式だ

誰とって……それは勿論、学生の時から付き合ってもう7年弱。そうしてやっとプロポーズしてきた、彼と、だ

自然と緩む頬にスタッフさんも幸せそうな笑顔を向けてくれる

｢そろそろ、時間です｣

最終チェックを済まし、私が歩く度コツコツと音が響く大理石の床を進む

大きなドアの前に、大好きな父

父と腕を組み、スーツを着た男の人にドアを開けてもらう

沢山の人の祝福の声と、軽やかに流れる音楽に迎えられて、赤い絨毯に足を踏み出した

｢やっぱ、綺麗…｣

感激したようにそう呟く遼

｢俺が選んだだけあるな…｣

場を和ませる為か、そんな冗談を言う

｢遼も、かっこええよ。……流石、うちが選んだだけあるわぁ｣

｢一言余計やな｣

｢遼だってね｣

そんな軽口を叩きあうけれど、実際心臓はバクバク。遼といつもの調子で会話したおかげでちょっと落ち着いたけど

｢どう？緊張、解れた？｣

｢……ありがと｣

全部、お見通しか

そうやって神父さんの誓いの言葉が始まった

｢病める時も、健やかなる時も、富める時も、如何なる時もお互いに支え合い、一生を遂げることを、誓いますか｣

｢……誓います｣

一呼吸置いて、新婦から新郎への質問へ移り変わる

｢病める時も、健やかなると…｣

｢誓います｣

｢りょ、遼？｣

｢聞かれんでも、ずっとずっとAだけを愛して、支えるなんて、とうの昔に誓うてる。せやから、プロポーズしたんや｣

神父さんは、言葉を遮られたのにも関わらず、嬉しそうに微笑んでいた

ここから、私と遼の甘々な日々が始まった

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皆さん！！優良ことsnowです！よろしくお願いします！

志麻くんの設定↓

月崎(つきさき)遼(りょう)

Aにベタベタ

21歳

歌い手の志麻

その他歌い手の志麻様と同じ