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９話 ページ9
…
｢結衣…｣
｢…｣
何故か結衣は黙りこんでる。
あれ？
いつもは｢また怒らせちゃった〜｣って笑ってるのに…
｢結衣？｣
結衣は私をスッと通りすぎて、教室を出た。
私は少し心配になりながらそれを追いかけた。
｢はいじゃあ教室戻って〜｣
ものすごく雑だった入学式を終えて教室に戻る途中ー…
｢A〜!｣
｢結衣？さっきはどしたの？｣
｢……え？いやぁ考え事？笑｣
何でちょっと間があいたのよ…(汗)
｢とりあえずあとで謝ろ？｣
｢んー…うん｣
どうしたんだろ。知り合いだったとか？でもあの人中学違うだろうし…
｢増田さん｣
｢えぁ、はい。あ、加藤さん｣
｢さっきはまっすーがごめんね〜!寝てたの起こしてくれたんだよね？｣
｢あー。まぁ、そうです…｣
だいぶ強引に起こしてたけどね…(汗)
｢で、あの…今、その方はどちらに…？｣
｢保健室｣
えっもしかして怪我したのかな!？
それか具合悪かったとか…
｢まぁサボりだけどね、眠いからって｣
｢え…笑｣
やっぱ何か怖い…(汗)
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作者名：yuyu ** | 作成日時：2017年1月23日 22時
