寿命の話（余談）１ ページ12
＊ほぼ会話文、長文な上、本編には直接関係はありません。書きたかったので書いてしまいました。興味がある方だけお読みください。＊
美「っていうかさ、さらっと流してるけど、この百歳ってどゆこと。女王はともかく、旦那さん魔法使いなんでしょ。曲がりなりにも人間でしょ。意味分からん。」
魔法？魔法なの？？と繰り返す美羽に、疾風が説明する。
疾「琴美と美羽って、学校のこととかには詳しいわりに、あんまりこっちの世界のこと知らないんだな。」
美「まあ、普通の人間として長い間生きてきたわけですし？」
疾「いや、馬鹿にしてるわけじゃないんだが…気に障ったなら謝る。説明するよ。まあ、薄々感じてるだろうと思うけど、人外の寿命は人間よりずっと長い。種族にもよるけどな。二百年なんていうのはザラだ。古来から、割と人間、主に魔女や魔法使いなんかと人外はそれなりに結婚したり、子孫を残したりしているだろ？その時に、人間が早く死んでしまうことを人外の方が望まなかったんだよ。」
琴「そうだよね。妻や夫を失って長い寿命を生きるとか、辛いだろうし。」
疾「そう。だけど、魔法使いとは違って、人外には特殊な力がある。一代では叶わないかもしれないけど、年代を重ねて少しずつ力が発揮されていった結果、契り、と呼ばれるものが出来るようになったんだ。」
美「契り？」
疾「具体的に言うなら、心から愛した人と自分の寿命を同じにする、って所かな。老いる速度も、同じペースになる。相手は制限されてなくて、異性でも同性でもいいし、人間じゃなくても、人外同士でもいい。より長い寿命を持つ人外が、より強い契りの力を持つからな。寿命が長いってことは、それだけ強い人外だってことだし。」
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こっちゃ(プロフ) - 海里さん» 海里さん、感想どうもありがとうございます。面白いと感じてくれてとても嬉しいです!更新も引き続き頑張っていきますw (2014年2月24日 4時) (
レス) id: cba1a90451 (このIDを非表示/違反報告)
海里(プロフ) - 初めまして！海里と申します。この小説めっちゃ面白いです！鈴也くんがめっちゃ可愛い･･･///寿先生にビビったりする疾風くんも大好きです！更新頑張ってください！ (2014年2月23日 14時) (レス) id: 6b95c59c1c (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃ(プロフ) - チェストォォォ、ではなくテストですー。 (2014年2月12日 12時) (レス) id: fd9391362e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっちゃ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kotcha/
作成日時：2014年2月12日 11時
