...ねぇ、目を覚まして。もう一度、あの笑顔を見せて──《Season2》 (ページ12)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:50,682 hit

12話(111) ページ12

□小山side□

手越に新曲の話をしたあの夜から2日。

手越からの返信はない。

やっぱり俺が間違ってるのかな…？

俺なりに真剣に考えて悩んだ結果出した答えだけど…

手越からのチャット画面を開き、何の変化もない状態を見るたびに自信がなくなっていく。

小「……俺は一体どうしたらいいの、？」

思わず口からこぼれてしまった言葉に、俺は無力だと自分で自分が悲しくなった。

そんなとき、

＿ﾋﾟｺﾝ

俺のスマホが反応した。

＿＿＿＿手越、？

そう期待したものの、相手は翔くんだった。

失礼だけど、俺は肩を落とした。

櫻井翔新曲の話出たって聞いたよ。おめでとう。あまり抱え込むなよ。いつでも相談乗るから。

俺は翔くんからのチャットに涙が出た。

正直、結構追い込まれていたからそれだけのメッセージでも心がじんわりと温かくなった。

俺は無意識に翔くんへの通話ボタンを押していた。

翔「もしもし、小山？…やっぱり抱え込んでるんだろ？」

小「……何でもお見通しですね、」

翔くんにまた心配かけてしまった、？

俺はこの時になって翔くんに電話をかけた軽率な行動に後悔した。

でも、今更強がったところで翔くんにバレるのは目に見えていたから否定はしなかった。

翔「…これから空いてる？」

小「……仕事は終わりました、」

翔「じゃあ一杯付き合ってよ。話聞くし」

小「でも翔くん忙しいんじゃ…」

嬉しい。
でも先輩にこれ以上迷惑をお掛けするわけには…

翔「…ﾊｧ、先輩の誘いを断んのか～？(笑)
てか、こんな時くらい甘えなよ、(笑)
まったく、手のかかる後輩だね～(笑)」

翔くんはため息をつきながらも俺に負担がかからないように笑い飛ばしてくれた。

心なしか少し心が軽くなった気がする。

結局、俺は誰かに話を聞いて欲しかったのかもしれない…

小「…ふふ、(笑)
では、ぜひご一緒させていただきます、！」

翔「よしっ！」

俺は翔くんに現状について一通り話すことにした───

✄------(•͈⌔•͈⑅)♡ -----✄

どうも作者です！笑

時系列戻ってしまってすみません！(･･;)

読みにくかったでしょうか、(＞_＜;)

これからまた話が動き出す予定ですので皆さんお楽しみを！( *´艸`)♡

あ…
もしかして自分でハードルを上げてしまったような気が、、←