泡沫の恋を君と【佐野玲於】

ぷにぷに ページ24

貴｢んん..｣






結局あの後1時間くらい電話して私が寝落ちしちゃって、起きたら電話切れてる代わりに





｢おやすみいちごちゃん｣





そう送られてた、なんかわかんないけど嬉しいなあ





貴｢今日も暑いなあ｣






テレビでニュース見てたら今日は猛暑になりますってテレビの人が言ってる、そんなに暑いのかな






暑いなら今日は涼しい格好しないと。あ、玲於くんスイカ食べるかな一応切っておこう






スイカ切って1階に降りて店番をする









玲於｢いちごちゃん、おはよ｣






貴｢えっ、玲於くん来るの早い｣





びっくりした、ぼーっとしてたらいきなり玲於くん入ってきてまだ12時にもなってないのに





玲於｢早いって、別に来る時間言われてねーし、何帰った方がい？｣





そうだけど、私の中で玲於くんは1時に来るって決まってるってゆーか...





貴｢帰っちゃやだ、だめ、あ、スイカ食べる？｣





玲於｢スイカあんの？食う｣





待っててねって言って大きく切ったスイカ持ってきて玲於くんに渡す、





貴｢このスイカすごく美味しいよ、食べよう｣





玲於｢え、うま｣




二人横一線に並んで座ってスイカをほお張る、凄くみずみずしくて美味しい





玲於｢いちごちゃん美味そうに食うね｣





貴｢スイカ好きだから、美味しい。｣





いきなり私のほっぺたに触れて





玲於｢それわざと？｣





口の横に付いてたスイカの種掴んで取ってくれた、うわあ気付かなかった恥ずかしい





貴｢ついてたなら言ってよ...｣





玲於｢いちごちゃん顔赤くね？笑｣





貴｢うるさいうるさいー。｣






赤くなった私のほっぺたツンツンとつつくの





玲於｢マジでぷにぷに、いちごちゃんのほっぺた｣






スイカ食べ終わってもまだずっと私の触ってるんだよ、そんなにぷにぷにかな、まあ丸っこいけど。





貴｢玲於くんはいいよね、顔シュッてしてて。｣





玲於｢まあいちごちゃんみてーに太ってねぇし｣





貴｢嫌い。馬鹿、あほ｣





すぐそうやって太ってるって言うんだ、痩せるからいいもん..




玲於｢嘘だって、いちごちゃん太ってねぇじゃん、ちょっとぷにぷになだけ｣





貴｢フォローになってなーーい！｣





ペちっと玲於くんの肩叩けば痛くねーしって笑う






太ってるとか言われても嫌だけどでもなんだか楽しい。変なの






ほっぺた玲於くんに触られるの好きだなあ。心地良くなって、幸せな気分になる

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