いちごちゃん ページ3
玲於side
「あーあつい、」
やっと待ちに待った夏休み、まあ夏休みでもやる事なんてねーけど
最近の俺の日課は学校終わりに駄菓子屋のばあちゃんの腰の様子見てスーパー行って買い物する
「彼女欲し〜」
毎日同じ事して、寝て食って寝て、今年の夏休み無駄にする自信しかねぇわ、しかも彼女無し
彼女居ない夏休みとかマジで最悪じゃん、まあ彼女居たことあんましねーけど
そんな退屈な毎日に飽き飽きしながらいつも見たく駄菓子屋に足を進める
「ばあちゃん腰の調子どう」
そしたらばあちゃん俺と同い年位の女子となんか話してる、しかもその子スカートめくれてんだけど笑
貴「あの..どちら様でしょうか」
すげぇ怯えながら眉下げて何、俺そんな怖く見んの?
玲於「スカートめくれてるけど」
俺が指指したら顔真っ赤にしてスカート直してさマジで気付いてなかったの?
苺柄の下着なんて別に興味も無いし見てないって言おうと思ったけど、なんで分かんねぇけどからかいたくなって
「苺柄のパンツなんて見てないから大丈夫」
なんて言ったらすげぇ慌てて面白い反応
あの後いちごちゃん俺と2歳差って事分かって何となくだけど仲良くできんじゃね〜って思った
「おっも」
今度は母さん達から頼まれたテーピングとか夜ご飯の材料とか買って家に帰る
小さな神社の前で人しゃがんでるし体調悪いのかなと思って声かけようとしたら
「え、いちごちゃん」
いちごちゃんお地蔵さんに手合わせて、お地蔵さんに挨拶してたって
誰もこんな小さな神社に挨拶する人何て居ねぇのに変な奴
その後は普通に小さい頃来た事あるとかそんな話して別れ道で別れてお互いに家に向かって歩いて帰る
玲於「名前〜、名前聞いてなかった」
これから多分ばあちゃん所で顔合わせる事になんのにいちごちゃんってだけ呼ぶのはなんかやだし
そう思って少しだけ大きな声出して聞く、そしたらいちごちゃんも振り向いて少しだけ大きな声で自分の名前言う
玲於「Aちゃん」
Aちゃんね、何かこの名前聞いたことあんのは俺の気の所為?
つーか振り向いた時の笑顔少しだけ可愛いかったなんて思う
こん時の俺はまだこの子との出会いがどんなものになるのか、退屈な毎日を変えるなんて思ってもみなかった
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心音(プロフ) - ありがとうございます!! 続編楽しみにしてます!!(^ω^) (2018年10月11日 0時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
ますみさん(プロフ) - 心音さん» うわああ;;;;めっちゃくちゃうれしいです。ほんとにありがとうございます。そうですね、やっぱり続編いてからにします!!きちんと書くので楽しみにしててくださいね! (2018年10月9日 21時) (レス) id: ae066e6e2a (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - 私は、この続編が終わってから新作みたいです!! そうしたら、楽しみができるからです!(^ω^) 正直、新作が先でも全然構わないです笑 とりあえず、私は作者さんの小説?が読みたいです!!(^ω^) (2018年10月9日 0時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
あめ(プロフ) - ますみさんさん» やだなんで知ってるのっっ!!最近多忙で本当は全然見れてないです!!私の隼とびきりかっこよくして幸せにしてあげて……あめちゃん早くますみちゃんと書きたいよ(ハァト)ラインであんなに誘ってるのに、、 (2018年10月8日 21時) (レス) id: a61ec3d0a1 (このIDを非表示/違反報告)
ますみさん(プロフ) - SOLTWORLDさん» うわわわ...嬉しすぎて内蔵でそう..。そうですよね!!やっぱりこのお話を書き上げてからにします..笑ありがとうございます! (2018年10月8日 21時) (レス) id: ae066e6e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ますみさん | 作成日時:2018年9月17日 11時