ぶっ壊してやろうか ページ6
玲於side
玲於｢で、なんでそんな距離取ってんの？｣
・
遡ること2時間前、昨日言った通りいちごちゃんに会いに駄菓子屋来ていちごちゃんの名前呼んでも案の定出てこねぇわけ
玲於｢ばあちゃん二階上がっていい？｣
だからこのままじゃ拉致あかねぇし、一応ばあちゃんに許可もらってドスドス足音立てながら二階に上がる
玲於｢おい、いちごパンツ野郎出てこい｣
鍵が掛けられた扉軽く何回も叩く
貴｢今留守だから。｣
玲於｢は？居るじゃん留守じゃねーし｣
貴｢留守です、あとパンツじゃない。変態。｣
玲於｢ドアぶっ壊すぞマジで｣
何やっても出てこねぇし留守ですしか言わねぇ。
俺マジでそんな避けられることした？顔も見たくないってこと？わかんねー。
玲於｢じゃーここでいいわ、なんで最近そんな俺の事避けてんの｣
扉開けてくんねぇし、扉にもたれ掛かりながら座っていちごちゃんに問掛ける
貴｢..、避けてないよ｣
玲於｢なら開けろよ、この扉｣
貴｢それはできない。｣
玲於｢は？なんで、理由を言えって｣
貴｢なんでも｣
こんな会話昨日もした気がするわ、マジで扉ぶっ壊してやろうかなほんと
玲於｢俺のこと嫌いになったとか？｣
うわ、自分で言ってて女々しいって思うわマジで。まあでも嫌われてたらメンタル来るだろーな多分
貴｢嫌いじゃないよ。寧ろ...、｣
むしろ、いちごちゃんそう言いかけて何でも無いってまた黙り込む
玲於｢意味わかんねぇなら開けて、マジで。なんもしねぇから、｣
貴｢別に嫌いじゃないし。避けてもないよ、だから...｣
玲於｢はぁ..、俺がちゃんと顔見て話したいんだって、分かれよ。ほんっと理解がねぇな｣
このままじゃグチグチいちごちゃんがなんか言ってるだけで前に進まないと思って少しだけ、少しだけ強く言ってやる
そしたら少しの沈黙のあとガチャりと音が聞こえて扉が空いた
貴｢.... 。｣
玲於｢久しぶり｣
貴｢うん。｣
久しぶりに見たいちごちゃんはなんかすげぇ眉下がってて、弱ってる犬みたいに見えた
ほんのり顔も赤くて、顔を合わせたもののやっぱり俺の顔は見ないでずっと床を見てる
玲於｢こっちみて｣
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なつみ(プロフ) - 続編が見たくなるほど感動しました！いい作品ありがとうございました！！ (2018年12月5日 20時) (
レス) id: ecc44db2d1 (このIDを非表示/違反報告)
mnyny1(プロフ) - 続編書いてほしいくらい大好きなお話です！！！ (2018年12月5日 1時) (レス) id: 33af31bf18 (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - あ〜！このお話すっっっごい！大好きでした！！ 最後の結末が感動でした！(T ^ T) つぎの新作も楽しみにしてます！ (2018年12月5日 0時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - とっても素敵なお話でした。大好きです！ (2018年12月4日 23時) (レス) id: d78e2db400 (このIDを非表示/違反報告)
ますみさん(プロフ) - 皆さんありがとうございます；；一つ一つ大事にコメント読ませて頂いてます！！完結できたのも皆様おかげです。ほんとにありがとうございます。 (2018年12月4日 22時) (レス) id: ae066e6e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ますみさん | 作成日時：2018年10月9日 22時
