あめちゃん ページ12
玲於side
貴「ごっ、ごめんなさい!」
バランス崩して倒れ込んだ後いちごちゃん顔真っ赤にして急いで立ち上がって俺から離れる
玲於「いーけど、つかいちごちゃん顔真っ赤」
貴「赤くない」
玲於「いやいや赤いから」
貴「赤くないですー!」
自分の顔パタパタと手で仰ぎながらそんなこと言ってさ、なんかこの会話前もした事ね?
玲於「ほんっとピュアでちゅね〜いちごちゃんは」
貴「ほっぺた触らないで〜!!」
いちごちゃんのほんのり赤くなったほっぺたを指でつついてやれば、両手ばたつかせてなんか子供みてぇ笑
あ〜、やっぱいちごちゃんと話してると楽しいし落ち着く、やっと帰って来たって感じ、いやまぁ帰ってきたってなんだよって話だけど
俺ん中でいちごちゃんはもうデカい存在になってて避けられたり嫌われたらマジでへこむ、実際今回もへこんでたし
まあどの道夏休みが終われば今みたいな日常は終わるわけだけど、あー、すげぇやだわ
貴「ぼーっとしてどうしたの?お腹すいた?」
玲於「なんも」
貴「何それ、変なの」
いちごちゃんのきょとんっとした顔、結構好きなんだよな俺
・
貴「や、ほんとに送ってもらわなくて大丈夫だよ」
玲於「外暗いし送るって、はい行くよ」
貴「わっ、ちょ玲於くん!」
宿題なんとか終わって外見たらもう真っ暗で解散って事になったんだけどさ
いちごちゃん一人で帰る帰るって言って聞かねぇの、女の子が一人で歩いてたら危ねぇのに、だから無理やりいちごちゃんの荷物俺が持って家を出る
貴「自分で持つよ!」
玲於「いちごちゃんに渡したら逃げ出しそう」
貴「逃げ出さないから!荷物貸して。」
玲於「じゃー返す」
教科やら沢山色々なものが入ってる鞄いちごちゃんに渡す
女の子ってなんで使わないのに鞄に色んなもん入れるんだろ
玲於「鞄中何はいってんの」
貴「普通女の子に聞く?」
玲於「だって気になんじゃん」
貴「別に大した物入ってないよ?勉強道具とか飴ちゃんとか」
玲於「飴ちゃんってばあちゃんかよ笑」
貴「なんかバカにされてる気分なんですけど!」
頬膨らませて拗ねるいちごちゃん、やっぱからかいたくなるわ
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なつみ(プロフ) - 続編が見たくなるほど感動しました!いい作品ありがとうございました!! (2018年12月5日 20時) (レス) id: ecc44db2d1 (このIDを非表示/違反報告)
mnyny1(プロフ) - 続編書いてほしいくらい大好きなお話です!!! (2018年12月5日 1時) (レス) id: 33af31bf18 (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - あ〜!このお話すっっっごい!大好きでした!! 最後の結末が感動でした!(T ^ T) つぎの新作も楽しみにしてます! (2018年12月5日 0時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - とっても素敵なお話でした。大好きです! (2018年12月4日 23時) (レス) id: d78e2db400 (このIDを非表示/違反報告)
ますみさん(プロフ) - 皆さんありがとうございます;;一つ一つ大事にコメント読ませて頂いてます!!完結できたのも皆様おかげです。ほんとにありがとうございます。 (2018年12月4日 22時) (レス) id: ae066e6e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ますみさん | 作成日時:2018年10月9日 22時