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部屋に戻ると、先程と同じように気持ち良さそうに眠る真澄くん。
『真澄くん、ご飯だよ。起きて』
少し体を揺さぶるが、起きる気配はない。
もしかして、朝苦手なタイプ?
『真澄くーん!!!』
今度は耳元で大きな声で叫んでみる。
真「…ん……うるさい」
『真澄くん起きて!ご飯だって!』
真「…A…まだもう少し寝てよ…?」
布団から出る手が、私を誘ってくる。
『監督さんに迷惑かかっちゃうから!』
真「…じゃあ、アンタがキスしてくれたら起きる」
『は!?やだよ!』
キスしないと起きないって、子供か!
真「昨日はあんなにしたのに…」
『うるさい!////とにかく、起きてください』
真「…………」
ゆっくりと、起き上がる。
真澄くん、今までどうやって起きてたんだろう。
真「じゃあ、おはようのキスして」
『だからしないって!』
真「照れてるアンタも可愛い…」
『早く着替えて下行こ?』
真「俺の着替えてるとこみたいとか、アンタ意外と大胆…」
『そういう意味じゃないわ!』
森山先輩、今までどうやって起こしてたんだ…?
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作者名:咲那 | 作成日時:2019年7月24日 23時