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部屋に戻ると、真澄くんは何やらブツブツ言いながらメモ帳にペンを走らせていた。
『何してるの?』
真「……!!なっ、何でもない」
怪しい。
それに、真澄くんが私に隠し事をするなんて珍しい。
真「それより、今日の俺……っ…!!!」
『ん?』
真「何でもない」
今日はいつもの、
"今日の俺、どうだった?"
がない。
やっぱり、何かおかしいよね。
『何か私に隠してる?』
真「別に何も隠してない」
『…そっか、』
するとソファに座っていた真澄くんが、私の元まで一気に距離を縮めた。
真「待ってて」
『…へ?』
真「アンタをもっと好きにさせてみせる」
それだけ言って、部屋を出てしまった。
『…どういうこと?』
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作者名:咲那 | 作成日時:2019年7月24日 23時