【碓氷真澄】アンタは俺だけを見てて_2nd_ (ページ14)

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稽古は終わり、笑顔で真澄くんは稽古場を去っていった。

シ「真澄がおかしいヨ！」

監「主演だし、皆を引っ張ろうと頑張ってるんじゃないかな？」

綴「色々と突っかかって来ないのは良いけど…」

至「やりやすくはあるけどな」

咲「でも、やっぱり僕はいつもの真澄くんが好きです」

やっぱり、真澄くんいつもと違うのかな？

『真澄くん、いつもと違うんですか？』

シ「いつもはもっとバシバシ言ってくるヨ！」

綴「ビシバシっすね。でも、真澄も頑張ろうとしてるのに、それを直せって言うのはな…」

監「…そうだね。至さん、少し真澄くんと話し合ってもらってもいいかな？」

至「俺が？」

監「やっぱり、主演と準主演の二人が話し合うのが一番だと思うの」

綴「至さん、大人だし。お願いします！」

咲「僕からもお願いします！」

至「…はぁ、わかった。やるだけやってみる」

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