78.爽やかスガさん ページ39
久し振りに伊織や天…みんな覚えてる?とランチをし、帰りに本屋にでも寄って帰ろうと、近くにある本屋へと行った。
勉強のために何冊か買っとこ。
最近は少しお金に余裕があると勉強のためなどに使うことにしている。
服もいつか買わなくてはいけないのだが。
『お、』
あまりいい本がなく、帰ろうとしていると気になる小説を見つけた。
結構好きな小説家…これは買わなくては。と手を伸ばすが、自分は女性の中でも背は低い方。
お察しの通り、全然…というほどではないが、あと少し届かない。
近くにある踏み台を使えばいいのだが、それは使いたくない…という中学生のようなプライドがある。
『くっそがぁ!』
こういうときは身長が30cm高い侑に取ってもらっている。
その度にふふんっと高いことを自慢してくるのだが…
近くに治でも倫太郎でもいいから居ないか…と探しているとスッと手が伸びてきて目当ての本を取った。
『え、』
後ろを見るとニコニコとしてこちらを見ている泣きボクロの可愛い人が居た。
「これですよね?」
『あ!そうです!ありがとうございます…!』
侑よりかは身長は10cmぐらい低い。だが、うちにとっては高い。
突然の少女マンガ的展開…!!
その人の名札を見ると、「スガさん」と書かれていた。
ここの本屋は店員さんの接客がかなりよく、名札に書いてあるあだ名が可愛い人が多いため、親しみやすいと評判がいい。
『スガさん…』
スガさん「はい?」
『あ、や、後輩とかによく呼ばれてそうな感じだなーと思って』
スガさん「あー高校のときはそうでしたね」
おっと笑顔が爽やか
ん?なんかこの人どっかでみたことあんな…
思い出そうとしても思い出せない
『関西出身ですか?』
スガさん「東北です!」
わざわざ受け答えが可愛い…
『あ、お会計…』
スガさん「あ、やります!!」
そういうとスガさんはレジの方へかけていった。
『あ、お願いします…あの、なんでこっちに』
スガさん「あー東京でも良かったんですけど、こっちの方がいいかな〜って!なんかすみません…」
『いえいえ!故郷から遠く離れるとこに来るなんて自信私にはないです!スゴいですね…』
スガさん「ありがとうございます!また来てください!」
あああ、兄弟にしたい…
______
『侑も女の子にはあんな風に接しいや』
侑「いきなりなに!?」
____人それぞれ違った魅力がある____
.
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緋夏(プロフ) - 彗さん» 関東の方に関西弁を伝えるのは難しいですもんね〜
(2018年3月19日 18時) (携帯から) (レス) id: 404c5c6b96 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 緋夏さん» いえいえそんな…ありがとうございます!こんな感じでしゃべるかな〜ってのを書いてるだけなんで…関東とかの方に伝わってるか不安な所ですけどねw (2018年3月19日 18時) (レス) id: 8fd5eaf30d (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - 仲良い子にはよく、関西弁使います♪
それにしても、慧さん関西弁上手ですね!
口では言えるけど、文字では関西人の私は無理です…(ノ_<)まじ、尊敬します! (2018年3月19日 16時) (携帯から) (レス) id: 404c5c6b96 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 緋夏さん» そうなんですね…!!でも、標準語には標準語の良さがありますもんね〜私はどっちも好きです!!コメントありがとうございます!! (2018年3月19日 14時) (レス) id: 8fd5eaf30d (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - 私も、角名りんみたいに関西人だけど、基本標準語だなぁ…あまり関西弁使わない… (2018年3月19日 8時) (携帯から) (レス) id: 404c5c6b96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗 | 作成日時:2017年12月1日 23時