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「よっ、久しぶり。」









クラブ「Jumping Car」で、なれなれしく私に話しかけてきたのは、

手越祐也だった。









あ「な…んで…」

祐也「フツーに遊びに来ただけ。そんな驚くことねーじゃん!」









以前と変わらぬ明るさで、私の肩をボンっと叩く。

でも今は、その笑顔すら恐怖に思えて。









それはアナタが、警察にマークされている要注意人物だから。

そして何より、私の過去をよく知る人物だから。









祐也「一人で飲むより、二人で飲んだほうがいいっしょ? ねぇお兄さん!」

と言って指をパチン!と鳴らし、バーテンダーさんにお酒を要求した。









バーテンダーさんは私のほうに目をやりつつ、

要求された水割りを用意する。









祐也から香る、気高い香水の香り。

肌に残る記憶が呼び覚まされ、私は身震いがした。









忘れたいのに…

忘れたいから、会いたくなかったのに…









でも、本当に心が弱い私。

実はまだ、スマホのメモリーを消去できないでいた。









だからシゲアキは私のスマホを見て…

そのために私に近づいて…









私がうつむく横で、

お酒を飲んで気分上々の手越祐也。









祐也「今晩時間ある? 良かったらさ、この後どっか別の店に…」

そう言って、私の肩に手を回そうとした時だった。

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侑優那(プロフ) - 良かったです!!楽しみます! (2018年6月16日 22時) (レス) id: 257c8867c8 (このIDを非表示/違反報告)
masuko(プロフ) - 侑優那さん» レスありがとうございます! コメントいただいてやる気出ました!!(笑) これからも、楽しんでいってくださいね♪ (2018年6月16日 21時) (レス) id: a1a1c590f2 (このIDを非表示/違反報告)
侑優那(プロフ) - 初めて!やぶちゃんメインでこんな話が見れるなんて…!すごく楽しく読ませていただいています!これからも頑張ってください! (2018年6月14日 23時) (レス) id: 257c8867c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:masuko | 作成日時:2018年5月30日 9時

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