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あったかい…
私は気づいたら、
薮さんの胸に抱き寄せられていた。
どうして?、という気持ちより先に、
ホッとする、という気持ちが勝って、
私は静かに、涙を流していた。
今まで、こんなに優しく、
誰かに慰められたことなんて、あったっけ…?
今まで、こんなに優しく、
男の人に抱きしめられたことなんて、あったっけ…?
私が落ち着いてきたころ、薮さんが口を開いた。
宏太「…これからしばらくは、我々が用意したホテルに泊まってください。
盗聴器を仕掛けた真犯人を、我々で探します。」
あ「わかり、ました。」
私は薮さんから体を離す。
あ「すみません…」
宏太「大丈夫ですよ。」
薮さんは優しく微笑む。
出会った時から変わらない、優しい笑顔。
その笑顔は、私の中にある闇を照らす、太陽のように思えた。
でもね、
私の心の闇は、心にある呪縛は、
過去が消えない限り、
無くなることはないんだ。
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侑優那(プロフ) - 良かったです!!楽しみます! (2018年6月16日 22時) (レス) id: 257c8867c8 (このIDを非表示/違反報告)
masuko(プロフ) - 侑優那さん» レスありがとうございます! コメントいただいてやる気出ました!!(笑) これからも、楽しんでいってくださいね♪ (2018年6月16日 21時) (レス) id: a1a1c590f2 (このIDを非表示/違反報告)
侑優那(プロフ) - 初めて!やぶちゃんメインでこんな話が見れるなんて…!すごく楽しく読ませていただいています!これからも頑張ってください! (2018年6月14日 23時) (レス) id: 257c8867c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:masuko | 作成日時:2018年5月30日 9時