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私は、盗聴器を見てただ、立ち尽くしていた。
体が、震える。
これが、私の犯した罪の重さなの?
肌からよみがえってくる、数々の記憶に寒気がして、
自分の腕で自分の体を抱いた。
宏太「…大丈夫ですか?」
薮さんの言葉で我に返る。
あ「あ、はい、大丈夫です…」
かなり無理のある作り笑い。
薮さんには、私の過去のことを知られたくない…な。
たとえ、この盗聴器に関わることだとしても。
宏太「今日、これから大学ですよね?」
すっかり忘れてた…
私は大学院生。
大学生に比べて授業の数は少ないが、今日は授業がある日だった。
宏太「私も、服を着替えてご一緒しますので。」
ニコッと微笑む薮さん。
あ「それは、ちょっと…、知り合いとかいるから…」
大学の知り合いに、二人でいるところを見られると困る。
宏太「では、距離を取ってガードさせていただきます。」
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侑優那(プロフ) - 良かったです!!楽しみます! (2018年6月16日 22時) (レス) id: 257c8867c8 (このIDを非表示/違反報告)
masuko(プロフ) - 侑優那さん» レスありがとうございます! コメントいただいてやる気出ました!!(笑) これからも、楽しんでいってくださいね♪ (2018年6月16日 21時) (レス) id: a1a1c590f2 (このIDを非表示/違反報告)
侑優那(プロフ) - 初めて!やぶちゃんメインでこんな話が見れるなんて…!すごく楽しく読ませていただいています!これからも頑張ってください! (2018年6月14日 23時) (レス) id: 257c8867c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:masuko | 作成日時:2018年5月30日 9時