YNCでの不調 4

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【ふまside】




「、ほんとすいません、きたないとこ、、」



二宮くん「いや、そんなことより体調わるかった？」



「いや、そんなことないですけど…」



ほんとに体調悪いとかはなくて。




二宮くん「ほんと？じゃあ疲れてんだ」



山田くん「めっちゃ忙しいもんね」



中丸くん「てかさ、早めに言ってって言ったじゃん？我慢すんなよ」



なんだかんだ心配してくれる中丸くん。




二宮くん「あっ、中丸さん怒ってるよ(笑)」



「ごめんなさい、耐えるのに必死で、、」



中丸くん「まぁ仕方ないけどさ、ほらもうすぐ着くから」



見えてきたのは夜に泊まる予定の宿。




「え、最初からここでしたっけ…？」



二宮くん「いや違うけど、どうせ昨日も遅くまで働いてて寝不足なんじゃないの？吐いて疲れただろうしとりあえず休みな？」



「え、そんな、平気っすよ…？」



本当はまだ気持ち悪さは残ってるけど…



これ以上迷惑かけるわけには…




二宮くん「そんなわけないでしょ、顔色悪すぎだし」



山田くん「そうだよ、まだ気持ち悪いでしょ？元気ないもん」



中丸くん「たしかにさっきまでの元気さがないから見てる人たちが菊池どうしたってなるって。よし、着いたから部屋いくよ？」



3人が本気で心配してくれるから抵抗することもできなくて。




二宮くん「一応、2時間はここで休めるから」



もう予定組み直してくれたんだろうな。




「すいません、俺のせいで…」



二宮くん「気にしないの！とりあえず2時間で回復して(笑)」



中丸くん「僕も眠くなってきたんで寝ますわ(笑)」



山田くん「運転してくれましたもんね(笑)」




みんなの優しさに甘えて布団に横になるとすぐに瞼が重くなって。







肩をたたかれて目を覚ますと。



二宮くん「起きた？そろそろ2時間経つけどいけそう？」



「、はい、もう大丈夫です、ほんとすみませんでした…」



二宮くん「でもまだ顔色良くはないね、」



「まじっすか、？」



そう言って起き上がると、若干気分の悪さは残っていて。




「、うわっ、やっぱり、まだちょっと酔った感じが抜けてないっすね、、でもぜんぜんできるんで」



正直にそう伝えれば。



二宮くん「まぁ吐くほど酔ったらすぐは回復しないよな、、できるって言うなら撮影はやるけどしんどかったら言ってよ？」



それは守ると約束して。




いろいろ気遣ってくれた3人のおかげで悪化することなく撮影を終えることができた。

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