YNCでの不調 4

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【ふまside】




本格的にやばくなりそうで。




「あの、すいません、ちょっとだけ窓開けても大丈夫ですか…？」




二宮くん「いいよ。なに、酔った？」




「んー、なんとなく…」




ゆるゆると胃のあたりをさすりながらそう答える。





中丸くん「どっかサービスエリア止まろうか？」




「いや、大丈夫です、時間も押してるし…」




中丸くん「そ、でも混んでるからひどくなる前に早めに言ってね？」




「、はい、あざます…」




山田くん「顔まっしろじゃん、」




「そんなにっすか…？」




山田くん「うん。お水あるよ？渡しとくわ」




二宮くん「着くまで寝ときな？」




「すいません、、ありがとうございます、」




申し訳ないけど、ひどくなるよりはと目を瞑った。






んだけど、、




眠れるわけもなく、、




モヤモヤが確実な吐き気に変わってきて。




考えないようにと思えば思うほどそっちに意識がいってしまう。




水飲んで誤魔化そうとしてもダメで。




「、ふぅ、」




二宮くん「ふうま？もう完全に酔った人の顔してるけど…結構きてるんじゃないの？」




山田くん「ほんとだ、しんどそう…」




「、んー、まだ大丈夫っす、」




ほんとは結構きてるのに迷惑かけたくなくて強がってしまう自分がいる。





でもそんな余裕も無くなってきて。




「、ふぅっ、んっ、、ふぅ〜」




二宮くん「ねぇちょっと？限界近いんじゃない？」




そういって背中をさすってくれる二宮くん。




その刺激すらダメだったみたいで。




「、うっ、、んっ、」



ぐぐっと胃からせり上がってきて反射的に口に手を持っていく。




二宮くん「、あっ、ちょっとまって、！いいよ、ここ出しちゃお？」



ガサガサと音がして口元に袋が広げられたんだけど。




「、っ、はぁっ、んっ、」




さすがにここで吐くのは…と思って我慢してしまう。





二宮くん「気にしないでいいからね？」




そう言って強めにさすられるもんだから。




「っ、、おぇっ、おぇぇぇ、はぁっ、んっ、、はぁっ、」




酔って吐くなんて久々で、呼吸が速くなる。




二宮くん「大丈夫大丈夫、ゆっくりね、」



「、うっ、おぇぇっ、、げほっ、、、ふぅっ、」




二宮くん「ちょっとは落ち着いた？はいこれお水飲みな？」



「、ふぅ、ごめんなさい、、」




隣で何から何までやってくれる二宮くんのおかげでだいぶ落ち着くことができた。

3→←1（車酔い）[卍] ゆいっしー様リクエスト

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