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1ーA寮
｢失礼しまーす。謹慎組の皆様...ってもう掃除してる！｣
｢おぉ、街場か！掃除しといた方がいいって緑谷が言ってたからな！｣
｢俺アホなのに謹慎になっちまったから更にアホに...！｣
｢それは悪かったって思ってますー。だから今度私でよければだけど勉強とか教えるよ｣
｢おぉ...あんなに俺に冷たかった街場が...！｣
そういえばいずくんと爆豪もこの前謹慎になってたんだよね？
また謹慎になったら...授業の遅れハンパなくなるんじゃ...！？
めっちゃ悪いことしたなー...
明日寮生活することになったらめっちゃ謝ろ。
｢ごめんだけど私一旦家帰るね！寮の許可とかまだ下りていから、荷物とかまとめてきます｣
｢おー気をつけろよ！｣
｢ほーい｣
家久しぶりな気がする。
この前卵取りに行ったから久しぶりではないのか。
いや、よく考えれば私敵連合と何してんだ...！？
｢おい｣
｢ん？あれ、爆豪学校出て大丈夫なの？｣
｢外出許可もらった｣
｢へー。で、何しに来たのさ｣
｢俺も家行く｣
｢へー。...ん？いや、別にいいよ｣
｢また消えたらどうすんだよ｣
｢そりゃ爆豪も一緒でしょ...｣
結局爆豪もついて来てしまった...
昨日のあの言葉もあるし、何か爆豪怖いわー。
｢何後ろ歩いてんだ｣
｢え！？いやー後ろ歩きたい気分でさ...！ははっ！｣
｢...ﾊｧ...ん｣
｢ん？｣
なぜ手を差し出す？
そういえば前もこんなことしてたよな？
あん時は金かと思ったけど違ったもんな...いや、でも今回はそうかもしれない。
｢ごめん今財布持っとらんの｣
｢はぁ！？手だろ手！｣
｢て？｣
...手！？デジャヴ！
｢何で手？｣
｢お前すぐ迷子になるから｣
うわぁ強引に掴んできやがった！
何だ私殺されるの？
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作者名：仁 | 作成日時：2018年6月27日 14時
