つきあうとデレるタイプだったとは4【爆豪勝己】 (ページ44)

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｢お前の記憶が消されている人がいるんだろ？｣
｢ですな｣
｢だからクラスの奴に事情を説明して思い出してもらうか｢新しいクラスの人｣として一から始めるか、どうする｣
｢...あ、そっか｣

みんなは私の記憶が抜けてるのか。
切島くんとかは私の話を聞いたら思い出したって言ってるけど人によってかかり方が違うから本当に思い出せない人がいるかもしれないのか。

｢.....新しいクラスの人としてやっていきます。それでみんなにちょっとずつでもいいから思い出してもらう、的な感じでいいすか？｣
｢...そうか。また校長にも言っておく。まぁお前は一週間謹慎になっているが、見た通り雄英は寮制になっている。
寮についてはお前の親御さんからの許可が必要になる。今日突然っていうのもアレだから明日以降予定が合えば行くことにする。
だから今日はとりあえず家に帰って荷物をまとめるとかの準備をしておいてくれ。じゃあ戻っていいぞ｣
｢はーい。そういえば怒らないんですか？私あんなことしたのに｣
｢...怒っている。というか怒りすぎて逆に静かになっている｣
｢...はははは、そ、そうですかぁぁ(棒)じゃあ失礼します｣

｢あ、待て｣
｢はい？｣
｢謹慎組に伝えておいてくれ寮の掃除をするように、毎日見に行く。塵一つでも残っていれば謹慎は延びる、と｣

わーこわーい