当日3 ページ29
side紫耀
今日はAちゃんとお祭りデート！
初めての浴衣でちょっぴり緊張
浴衣姿のAちゃんを見た時はほんまにやばかった
俺 、今日やって行けるんかな？って思ったもん(笑)
食べ物を美味しそうに食べる姿はもう子供やな
それでも 、花火を眺める君の横顔は誰よりも美しいと思う
帰ると言った瞬間君は寂しそうな顔をした
なぁ 、Aちゃん
俺わかったで
こんなに君が愛おしく思うのは
…恋なんやって
俺 、Aちゃんのこと好きなんやって
もしかしたらずっと前から気づいていたのかもしれへん
優菜のことがあってから一生恋なんてせーへんと思っとった
それは俺が勝手に決めつけてたんやな
それに気づかせてくれたのがAちゃん
あと廉と紗良ちゃんもやな(笑)
みんなありがとうな
Aちゃんの気持ちはわからへんけど
俺頑張ってみるわ
そう誓った夏祭り
帰りAちゃんを家まで送っている時
「 紫耀先輩、、今日はありがとうございました！とっても楽しかったです 」
紫「 こちらこそありがとうな 、俺もばり楽しかった 」
「 送ってもらっちゃってすいません … 」
紫「 ええねんって！気にせんといてや 」
「 ありがとうございました 、気をつけて帰ってくださいね！」
ちょっと寂しい 、、、
いや結構寂しいけど
紫「 おん 、じゃあまた明日な？」
「 はい！ 」
夏祭りデートが終わった
ほんまに楽しかったな〜
来年も再来年も行けたらええな
…彼氏として
.
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作者名：レ ン ガ * 。 | 作成日時：2017年6月26日 1時
