空のカーテン（ Hirano.Sho ） (ページ24)

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夏祭りページ24

sideA

次の日もまた次の日も

変わらない日がずっと続いてた

そんな時にクラスのみんなが話していた

「今年の夏祭りいつもより気合い入ってるらしいよ！」

「２週間後とか早くない！？」

「浴衣買わなきゃ～」

そう２週間後に夏祭りがあって毎年花火ショーもあって

去年は紗良と行ったっけ？

今年も紗良誘おうかなー

「ねぇ、紗良今年も夏祭り一緒に行こ！」

紗「あんたはおバカちゃんか！？」

はい？！祭りに誘ってバカとは何ですか！！

紗「今年は紫耀先輩と行ったらいいじゃん？(笑)」

「無理無理無理無理無理」

全力で首を横に振る

紗「紗良は廉先輩に誘われたから廉先輩と行くよ？」

…嘘でしょ

紗「向こうから誘ってきたりして～？」

「ちょっ！」

紗「さっ！！お昼～行こ！」

「ま、待ってよ … 」

屋上

廉「紗良ちゃん、浴衣で行く？」

紗「もちろんですよー」

廉「おっ！楽しみやな～」

紗「そんな期待しないでくださいよ！！」

なんですかこれ

付き合ってるんですか2人

…いちゃいちゃしすぎでしょ！！！！

紫「 … Aちゃん、夏祭りの日予定ある？」

2人に聞こえないくらいの小さな声で話しかけてきた紫耀先輩

夏祭りの話題が出てびっくりした

「ないです… 」

紫「あのさ … もし良かったら一緒に行かへん？」

紗良の言ってたことが現実になってしまった

「私でよかったら … ？」

紫「ふふ(笑)楽しみやな～！」

わたしにも浴衣を着る季節がきました

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