７話 ページ8
早歩きをして３人組に近付こうとすると…
？「やぁ、君新顔だね」
太った小さいオールバックおじさんに
声をかけられた
『おじさん、誰？』
？「おじ…;！お…俺の名前はトンパって
言うんだ！」
『ふ〜ん…そうなんだ
私に何か用でもあるの？』
？「いやぁ…実は俺３４回も試験受けてるから新顔の顔とか分かってさ！」
『へぇ〜おじさん３４回も受けてるのに
受からないなんて可哀想だね』
？「うっ…;ひとまずあれだ！
お近づきの印にこのジュースでもやるよ！(この女…顔は良いけどムカつくな！
まぁ…これでも飲んで腹下してろ！！)」
目の前に出された缶ジュース
正直言って何だか少し薬の匂いが
ふんわりと臭って来るのは気のせい？
その時…
？「あれ？トンパさーん！そのジュース腐ってるって言ったのにまた勧めてるの？」
ト「ゲッ…さっきの坊や…;」
あの３人組が丁度近付いて来てくれた
おじさんが邪魔だったから
このまま声をかけれないかと思ったけど…
今日は運が良い日だ♪
まぁ…そんな事より
『このジュースやっぱり腐ってたんだね
さっきから何だか少しだけ臭かったもん』
ト「えっ…え〜と…そうだったんだ
すっかり忘れていたよ;！」
？「トンパさん、気をつけてね？
これ他の人が飲んだらお腹壊すよ」
ト「すまん！すまん！じゃ俺はこれで…」
物凄い速さで走って行ったおじさん
やっぱり何か隠してたのかな？
どうでも良いけどね♪
『あの…ありがとう！
少し断りづらかったから助かった！』
？「ううん！全然気にしなくていいよ
それより君も試験初めて受けに来たの？」
『うん！そうだよ』
？「俺達も初めて受けに来たんだ！
お互い大変だろうけど頑張ろう！！」
明るい屈託のない笑顔…
こんな笑い方をする人って居るんだ
？「あっ…俺の名前はゴン！」
？「俺はレオリオだ！」
？「私はクラピカ」
『私はメル=リアンナ、宜しく！
ゴン！レオリオ！クラピカちゃん！』
ク「…ん？ちょっと待て」
『うん？どうかした？クラピカちゃん』
ク「い…いや…あの…;」
あれ…どうしたんだろう？
何か顔色が凄く悪いような気がする…
ク「私は…男なのだが…」
『…へ？嘘…;』
まさかの衝撃的な事実発見？！
女顔なのに人は見かけによらないんだ…
と思った私でした
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作者名：アスカ | 作成日時：2020年2月29日 14時
