白薔薇の君へ (ページ17)

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１６話ページ17

周りの受験者が倒れていく中で

喋りながら仲良く３人で走っていると

キ「俺のペースについてくるなんて
結構やるじゃん！」

ゴ「そう？えへへ///」

『照れるねぇ♪』

キ「メルって見かけに寄らず体力あるんだな！」

『う〜ん…正直初めてこんなに走ったから心配だったんだ！』

やっぱりお母様の血を引いてるから…

それだとこれからの人生は生きやすいや♪

ゴ「初めてでこの距離って凄いね！」

キ「どういう身体してんたよ(・・;」

『アハハ♪気にしない、気にしない』

キ「ったく…てゆーか皆のペースが遅いんだよな、はぁ…こんなんじゃハンター試験楽勝かもな？つまんねぇの…」

ゴ「キルアは何でハンターになりたいの？」

キ「俺？別にハンターになんてなりなくないよ」

ゴ「えっ？」

キ「物凄く難関だって言われてるから面白そうだと思ってさ、けど拍子抜けだな
ゴンは？」

ゴ「俺はさ親父がハンターなんだ
で、俺も親父みたいなハンターになりたいなって思って！」

キ「ふーん…親父ってどんなハンター？」

ゴ「分かんない！！」

笑顔で言ったゴンだったけど父に対する

気持ちやハンターの憧れは本当みたいだね

キ「メルはどうなんだよ？」

『私はねぇ…ハンター試験のチラシを見て興味が湧いたから受けたんだ！』

キ「へぇ〜そうなんだ」

すると突然明るい光が目に入ってくるのが

分かった…これは太陽の光！

『2人共！外！外だよ！』

ゴ「うわぁー！久しぶりだ！」

キ「よーし…ラストスパートだ！」

キルアの声の合図で一気に駆け上がり…

「『「ゴール！！！」』」

私達は元気よく外へ飛び出したのだった