１０話 ページ11
《ゴンside》
無事にハンター試験会場についた俺達は
メルと言う女の子と友達になった
クリーム色の髪に水色の澄んだ瞳が
とても綺麗で華奢な身体つきをしている
正直目を離すと危ないって気持ちになる子
だからなのかな？
傍で守ってあげないと不安って感情が
ずっと心に響いてしまうのは…
すると…
モ「ヴァアアアアアアアアア！！！？」
『えっ』
「な…何？！」
両腕が花びらになっている男の人と
ピエロみたいな格好をしている人がいた
確か…トンパさんが言っていた４４番
奇術師ヒソカって言う人だよね？
前の試験で試験官を半殺しにした人…
メルにも教えてあげないと！
「メル！あの人の事なんだけど…」
『あっ！ヒソカでしょ？』
「えっ！？知ってるの？」
『うん！だって私のお友達第一号だもん♪』
メルの口から意外な事実が発覚！
まさか危険人物と友達なんてあり得ない…
クラピカも近付かない方がいいと言って
言い聞かせているけど
『え〜私の初めてのお友達で凄く優しい
良い人だから嫌だよ！』
頬を膨らましながら
怒って多分話を聞いていない様子
その顔見てると胸が苦して
ヒソカに対してイライラしてしまう…
どうしてなんだろう？
分からない事だらけだけど
まずクラピカの怒りを収めなきゃ！！
「落ち着いて！クラピカ(^_^;)
メルもひとまず用心だけしとこ？」
『はーい…』
クラピカはすまないと言い
落ち着いてくれてひとまず安心！
でも…
『私にとってヒソカは優しい人だもの…』
最後のメルの言葉は聞きたくなかった
「はぁ…俺ってやっぱり変だ…」
そして俺はもうすぐで気付いてしまうんだ
この気持ちの正体を…
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作者名：アスカ | 作成日時：2020年2月29日 14時
