今日:10 hit、昨日:22 hit、合計:186,983 hit
小｜中｜大
89話 ページ44
『ドン…』
驚きの余り名前しか呼べない
あのいつも元気な彼がこんなにも
涙を溢れるくらいまで泣くなんて…
ドン「そんなにお荷物なのか…？」
『えっ…』
ドン「そんなに俺達は守って貰わなきゃ
何も出来ねぇ雑魚なのかよ…！？」
『それは…！』
ドン「じゃあ、あの時“お願い、助けて”って頼ってくれたんじゃねぇの？
あれは嘘だったのか？」
違う…違うよ…ドン
私達はただ…
貴方達を守りたかっただけなの
ただ傷付いて欲しくなかっただけなのよ…
でも…
ドン「俺達はお前達みたいに出来は良くねぇけど…家族だろ？！兄弟だろ？！
少しは信じてほしいんだよ！！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
結局一番傷つけてしまう形に
なってしまったのが現実だ
頭を冷やしてくると言って
部屋を出ていった2人の背中を見て
思い知らされたよ…
私達は…
『間違っていた…全て…』
一体どうしたら良いのだろう…
ノーマン…レイ…エマ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 292人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アスカ | 作成日時：2019年5月12日 21時
