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48話 クローネside ページ3
イ「ここでの暮らしはどうかしら？」
いきなり呼ばれたかと思えば
こんな事の為に私を呼ぶなんて…
何を企んでるのかしら？
全く読めない笑顔…
私の考えがバレてしまったとかは
多分無いと思うけど
一応笑顔で忠実なフリをしないとね！
「はい！素晴らしいハウスですわ！」
イ「そう、貴女も最近は言いつけを
守って良い子にしているわね」
「あっ…はい」
イ「子供達と打ち解けようとしたり
全力で鬼ごっこしたり…
お転婆だったから心配したけど
大丈夫みたいね」
しまった…どうやら
勝手に動いてるのがバレたわ
どうしよう…？
イ「貴女は保険
より商品を守る為、念の為に
呼び寄せた保険に過ぎないの
だから、貴女は誰に秘密が
バレたのか知らなくていいし
従順なフリして立派に働いて…
私の弱みを握ったと高笑いして
いればいいのよ」ﾆｺｯ
「そんな事は…！」
イ「貴女は私の駒である以外
すべき事はないでしょう？
…良い子にしていたら
私が貴女を必ずママにしてあげる
保証するわ」
この女…！！
イ「あっ…そうだ
あの子達の鬼ごっこどうだったの？」
「とても優秀で…特別な…」
イ「そう…理解してくれたのね」
コイツ…
その為にわざと隙を…？！
イ「私の意図、あの子達の価値…
貴女は賢い子
今後は道を誤らないでね？
下がっていいわ」
ガチャッ…
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作者名：アスカ | 作成日時：2019年5月12日 21時
