今日:6 hit、昨日:33 hit、合計:405,594 hit
小｜中｜大
16話 ページ18
翌朝、いつも通り食堂に向かうと
明らかに顔色が悪いエマの姿
『おはよう♪エマ
どうしたの？何かあった？』
エ「あっ…アリアドネ！おはよう(^_^)
別に何にもないけど？」
テンポの遅い挨拶
作ったような似合わない笑顔
そして…紺色と紅色オーラが
入り混じっている不安定な心の表れ
絶望と恐怖と怒り…
明らかに何かあったのは丸分かり
それはノーマンも同じだ
私にバレてると分かっていながら
そんな嘘をつくなんて…
『エマ…』
エ「なぁに？どうしたの？
そんな無表情な顔して(^o^)」
はぁ…全く仕方ないな♪
『何でもないよ、エマ(*^^*)』ｷﾞｭｯ
エ「うわっ！？」
いきなりのハグに戸惑いを隠せてないエマ
『隠し事する時はもうちょっと
笑顔の特訓しないと駄目よ…エマ』ﾎﾞｿｯ
エ「えっ…」
『あっ！レイー！私もそれ持つよ♪』
レ「あぁ、助かる」
レイが持っていたお皿を受け取り
エマを見ると唖然とした様子で
顔を触っている
自分では上手く笑えてると思ったのかな？
ふふふ…分かりやすい子ね♪
貴女やノーマンやレイが其々何を
抱えているかは分からないけど…
またいつもの大好きな笑顔を
見せてくれるなら私は構わないからね
エマ…ノーマン…レイ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 392人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アスカ | 作成日時：2019年4月15日 19時
