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11話 ページ13
その晩…
エ「コニー！準備出来たー？」
エマ達と一緒に扉を開けると
そこにはいつもと違う服を着た
可愛らしいコニーがいた
コニー「どうかな？服…」
『凄く素敵だよ♪可愛い！』
コニー「良かったぁ！ありがとう(*^^*)」
相変わらずの可愛い笑顔…
今日でお別れだと思うと寂しいな
コニー「私…ハウス出ても頑張る…
大丈夫…この子が…リトルバーニーが
いるもん、あのねリトルバーニーは
世界で一つしかないんだよ
ママが私だけの為に作ってくれた
宝物なの…私トロいし、皆みたいに
ユウシュウじゃなかったけど
大人になったらママみたいな“お母さん”
になりたいんだ
それでね、絶対に子供を捨てたり
しないの」ﾆｺｯ
そう言ってコニーは今までの中で
一番可愛い笑顔を見せてくれた
分かっていたけどやっぱり悲しい…
『コニー…』ﾎﾟﾛｯ
レ「…泣くんじゃねーよ」ｷﾞｭｯ
優しく抱き締めてくれるレイ
温かい彼の胸に抱かれながら
コニーが去って行く背中を見た
私達は皆親の顔も
生まれた場所も知らない
新しい家族が出来る旅立ちは嬉しい事
だけど別れは寂しい…
10年間ずっと見送る側
11歳…
次は私達4人の誰かかも知れない
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作者名：アスカ | 作成日時：2019年4月15日 19時
