13話 ページ15
コニーを見送った後
掃除道具を持って食堂に行くと…
エ「コニーーーーー?!
忘れとるがなぁ!!!!!!」
そこにはリトルバニーを持ちながら
叫んでいるエマの姿
『まさかの事態だね…エマ(・・;』
エ「ど…どうしよう?!」
ギ「コニーもう行っちゃったよ?」
レ「…でもないかも」
『えっ…レイ』
入って来たのはお風呂上がりのレイ
レ「さっき風呂場の窓から門に灯りが
付いてるのが見えた
まだママも帰って来てないし
コニーも居ると思う」
ノ「届けてやろう」
エ「ノーマン」
ノ「本当はママに頼んで後から
送って貰うのが筋なんだろうけど
“コニーの気持ちを考えたら
早い方が良い”だろ?」
エ「うん!」
この二人は本当に優しい子達だ
彼女達が行くなら私も…
レ「お前はここにいろ」
『レイ…』
ノ「確かにレイの言う通り
外は寒いし、もし風邪でもひいたら
危ないからさ」
『分かった…♪
コニーによろしく伝えてね(*^^*)二人共!』
エ「任せて!」
ノ「じゃあ、行ってくるね♪」
『行ってらっしゃい〜』
扉をピッキングしてコニーの元へ
向かった二人を背に私はレイの顔を見た
私に目を合わせないで
少し冷や汗をしているレイの顔を…
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作者名:アスカ | 作成日時:2019年4月15日 19時