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指導.18 ページ19







「や、めて下さい……!」



黒尾先生の手が私の背中辺りに回り、こそばす様にもぞもぞと這い回る。


その度にぞわりとした変な感覚が全身に行き渡り、布越しだという事を忘れてしまいそうになる。



「ッ、ん……」



自分の声だとは到底思えないような吐息が自然に漏れ、恥ずかしさ故に何も出来なくなってしまう。




そんな様子をいつものニヤニヤ顔で確認する黒尾先生は次に、私の足に手を添えた。



太股に伝わる生暖かいような温度。


するり、と器用にその間へと入りこんだ細くしなやかな手はどんどんと上へと移動していく。




「ハーフパンツ、穿いてないんだ?」



「校則…違反じゃないですか、っ」




ジャージ、ハーフパンツ等をスカートの下に着用しない、生徒手帳にはばっちりと書かれていたのだ。




「俺的にそれくらいは許してんだけどな」



まぁ好都合だけど、と生徒指導らしからぬ呟きの後にそう口にした黒尾先生は、



もうすでに私の股へと到達していたようで。




「声、我慢すんなよ」




これは本当にマズイ……!



そう確信した瞬間、




「…黒尾さん、なにやってるんですか」


バコッと鈍い音と一緒に、突然黒尾先生が私の足元に踞った。



そのため、大きな壁の様だったそれが退き、急にかかった声の主がはっきりと見えるようになる。




「赤葦クン…ちょっとは手加減しようね…」



先ほどまで触れられていた手が、今度は自身の頭を押さえている。



相当痛いのだろう、絞り出したような声は少し震えていた。




「自業自得ですよ」



もう全員揃ってます、と黒尾先生を最大に見下した後、


焦げ茶色をしたデッキブラシを片手に、赤葦先生は淡々とこちらへと歩み寄る。




「行きましょう、逢坂さん」




すらりとした白い手が私の前に差し出される。



執事か何かと勘違いしてしまいそうなほど専念された雰囲気に、鼓動が再び早くなっていく。




「はぁ……また邪魔が入った…」



そんな私達の真下で、頭を擦っている黒尾先生は呆れたように溢した。



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最近私の扱いがひどいんだよ(時雨) - 続編おめでとうございます!岡山は山しかなくて面白くないです(´∩ω∩`)大都会岡山とか嘘だ!とらのあながないと大都会とは言わない!?…メイド喫茶とかもいいなーとか思ってません。 (2015年2月25日 23時) (レス) id: a0c5099590 (このIDを非表示/違反報告)
諭吉(プロフ) - *桃の缶詰*さん» そうですよ、山登りだって楽しいじゃないですか! あんまりしないけど! お山に感謝です!! ありがとうございます!! 続編の方もがんばりますよッ!! 続編もコメントありがとうございました…!! (2015年2月25日 20時) (レス) id: 270375a570 (このIDを非表示/違反報告)
*桃の缶詰*(プロフ) - 諭吉さん» ですよね、山がないと水とかできませんからね!!← そう、お山は大事なのですよ(((  そして続編おめでとうございます!!!返事が遅れてしまいましたが、これからもずっと楽しみにしますね!!!では、今から続編の方へいきます(笑) (2015年2月25日 0時) (レス) id: 8af6259ff0 (このIDを非表示/違反報告)
諭吉(プロフ) - 舞姫さん» おじいちゃん……!! 羨ましいです、私の場合はおじいちゃん家はすぐそばなので……(笑) (2015年2月23日 20時) (レス) id: 270375a570 (このIDを非表示/違反報告)
舞姫 - 私が住んでる区は田舎っぽいです… でもおじいちゃん家は名駅の近く なのでおじいちゃん家に行くときは メイトに寄ります… (2015年2月22日 20時) (レス) id: 4ef47ac269 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:諭吉 | 作成日時:2015年1月31日 21時

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