HOUSEWIFE ８【O】 ページ8
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2回目の転勤でまさか女子校に勤めることになるとは思わなかった
Aちゃんに話す時には少し気が重かったけど
不機嫌になりながらも聞いてくれた
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千夏「先生おはよっ」
智「おー…、はよ」
千夏「千夏の作ったクッキー食べてくれた？」
智「んぁ…、忘れてた」
千夏「もう…っ、美味しいうちに食べてよねっ！」
智「へぇへぇ」
彼女は俺が受け持ってるクラスの中心的な存在である咲田千夏
世間一般でいう…目立つ子で
男子からも女子からもそれなりに支持がある
明るいっちゃ明るいしクラスもいい感じにまとめて引っ張ってくれてる
先生の目線からしたらすげぇありがたいんだけど…
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千夏「先生の奥さんってどんな人なの？」
智「知ってどうすんのさ」
千夏「先生のことなら何でも知りたいのっ」
智「あぁーめんどくせ」
千夏「ねぇ…、やっぱり奥さんも金髪？(笑)」
智「残念ながら俺だけ金髪」
毎朝こいつは校内の駐車場で俺を待つ
車から降りると駆け寄ってきて、教諭室までついてくる
千夏「えぇー、ギャルじゃないの？」
智「…んなことどうでもいいだろ」
千夏「先生の奥さんのことも知りたいのっ」
智「んなことしてる暇あるなら勉強しろ」
体育教諭の部屋に入る前にビシッと言ってやるけど
こいつは怯むどころかますます俺に近づいてきた
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千夏「冷たいなぁ」
智「教室行けよ」
千夏「先生と一緒に行く」
智「俺はやることあんの」
千夏「…千夏知ってんだよ？先生の過去のこと
…」
智「あっそ」
千夏「母校に勤めてたこととか…セクハラ疑惑で転勤したこととか」
智「…だから何だよ」
千夏「千夏の友達が先生の母校に通ってて教えてくれたの」
これ以上聞くのも時間の無駄だと思って、教諭室に入ろうとしたら
腕が彼女につかまった
千夏「千夏顔には結構自信あるの」
智「…」
千夏「…千夏にもセクハラしてよ」
つかんだ腕に身体をすり寄せてくる
・
智「…ﾊﾞｶなこと言うな」
千夏「っ真剣だもん!!」
智「俺結婚してんの、知ってんだろ」
千夏「…っ、分かってるけど…先生のこと好きなの…」
智「気持ちはありがたいけど。そもそも俺らは……」
途中で…言えなくなった
“先生と生徒”だなんて言い訳
これは俺も犯 したタブーだから
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ちお(プロフ) - はるさん» ご指摘ありがとうございます。はるさんを困惑させてしまいごめんなさい。お尋ねしたいのですが、男子はどこら辺で出てきていましたか？数年前に書いたものですから覚えてなくて…。お手数おかけしますがよろしくお願い致します。 (2017年7月18日 8時) (
レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 貴方の作品が大好きで久々に読み返してましたけど、クラスに男子がでてますが結局先生の勤め先は女子高なの？共学なの？ (2017年7月17日 22時) (レス) id: c5745f6a62 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - すごく素敵な物語ですねっっ！応援してますっ(n´v｀n) (2014年6月6日 23時) (レス) id: 71f27796a2 (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - 誤字すみません！お邪魔しますっ(( (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - またまたお邪魔しす。更新有り難うございますm(_ _)mこれからも先生と主人公ちゃんが楽しみです* (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちお
| 作成日時：2014年5月18日 13時
