HOUSEWIFE ７ ページ7
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夢か現実か分からないとこを彷徨って
ゆっくり瞼をあげると先生の寝顔が映る
背中と腰には先生の腕が回されてて
小さな口はちょこっとだけ開いてる
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昨日少しイザコザがあった
あたしがハッキリしないせいで先生をｲﾗｲﾗさせちゃった
低めの声を聞いたら心臓がﾊﾞｸﾊﾞｸする
普段温厚な先生が怒った時はホントにホントに怖いから
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「起きて…、朝だよ」
智「……ん゛っ」
また先生の腕に捕まる
朝ごはんの支度とお弁当を作らなきゃいけないのに
智「あと5分…いいだろ」
寝起きのカスカスな声
色気があってﾄﾞｷｯとしちゃう
「もぉ…」
この声を使われた時の断る術が分からない
結局あたしも甘えちゃって、また彼の腕の中におさまる
・
5分経ったかな…と思う頃に腕とベッドの中からﾓｿﾞﾓｿﾞ抜け出して
顔を洗った後キッチンに立つ
ふと…、先生用のクッキーが入ったタッパが目に入った
・
先生には生徒からもらったお菓子があるんだから
これ、いらないよね
唖夢とお母さんについでに持って行ってあげよ
・
いつも通りお弁当を作って
いつも通り朝ごはんを用意する
昨日は和だったから今日は洋にしてテーブルに並べると
ちょうど着替え終わった先生がイスに座った
・
いただきますをして食パンをかじる
昨日のお菓子を…先生はどうしたんだろ
もう食べたのかな
まだ保管してるのかな
気になるのは昨日のオシャレな紙袋とその中身の行方
パンをかじってはモグモグして…を繰り返しながらﾎﾞｰっとしてたものだから
あたしたちは会話をせずに朝ごはんを終えていた
・
お弁当に添えられるはずだったタッパは、
今日お母さんに持って行く紙袋の中
何も知らない先生はお弁当をカバンの中にしまって
白いスニーカーを穿いた
・
先生…、どう見ても若いんだもん
生徒も近寄りやすいはずだよ
智「Aちゃん」
「っ、…ん？」
智「行きたいとこ考えとけよ」
「うん、行ってらっしゃい」
・
…ﾊﾟﾀﾘとドアが閉まる
また今日も何かプレゼントされてたらどうしよう
告白されて….気持ち揺らいじゃったら
・
あぁ…もぅ、ダメ
女の子に群がられてる先生の姿が容易に想像出来ちゃう
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ちお(プロフ) - はるさん» ご指摘ありがとうございます。はるさんを困惑させてしまいごめんなさい。お尋ねしたいのですが、男子はどこら辺で出てきていましたか？数年前に書いたものですから覚えてなくて…。お手数おかけしますがよろしくお願い致します。 (2017年7月18日 8時) (
レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 貴方の作品が大好きで久々に読み返してましたけど、クラスに男子がでてますが結局先生の勤め先は女子高なの？共学なの？ (2017年7月17日 22時) (レス) id: c5745f6a62 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - すごく素敵な物語ですねっっ！応援してますっ(n´v｀n) (2014年6月6日 23時) (レス) id: 71f27796a2 (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - 誤字すみません！お邪魔しますっ(( (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - またまたお邪魔しす。更新有り難うございますm(_ _)mこれからも先生と主人公ちゃんが楽しみです* (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちお
| 作成日時：2014年5月18日 13時
