HOUSEWIFE １９【Ｏ】 ページ19
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Aちゃんを家に送った後、午後から保険の授業があった
昼飯の後で気温も高くなってきた今日
机に伏せて堂々と寝るやつも、教科書を立てて身体を隠すやつも
男子を中心に増えてきた
そんな中で咲田は頬杖をつきながら斜め下をﾎﾞｰｯと眺めてる
朝のうちはAちゃんを引きずり降ろしたことなんて
全く後悔してなかった
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眠い授業が終わって伸びをする者が続出し
帰りのHRをｻｻｯ終わらせて咲田を教室に残させた
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千夏「先生と二人っきりだ」
智「…ハァ」
嬉しそうに目を細めるけど、その顔はなぜかやつれてるように見えた
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千夏「千夏ね、授業中先生の奥さんのこと考えてた」
智「…、謝る気になったか」
千夏「大変なことしちゃった…って、……怖くなった」
智「…」
千夏「ごめんなさい…って伝えて」
智「ん」
気のせいか、こいつの顔から血の気が引いていってる
呼吸の合間に、ﾋｭｰﾋｭｰって苦しげな声が漏れてる
千夏「でも…、先生にお似合いの奥さんってことは認めないから」
智「別にお前の許しなんていらねぇよ」
千夏「…っ、」
・
智「どした」
咲田が胸付近の制服をギュッと握りしめて、その場へしゃがみ込んだと
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千夏「ﾊｧ…ｯ、ただの喘息…」
智「分かったからもうしゃべんな」
面積の小さい背中をさすってやる
こんな時期にこんな突然にやってくるものなのか
智「薬ねぇの？」
千夏「ﾊｧｯ…、家になら…」
智「今は」
千夏「…ない」
智「…ったく」
時間を確認して立ち上がる
ジャージのポケットに車の鍵を入れておいてよかった
智「スカートの丈伸ばして」
千夏「……なんで」
智「抱っこしたらパンツ見えるぞ」
状況を把握出来ないまま、渋々折ったスカートを戻していく
膝上くらいになったのを見て膝裏と脇の下に腕を入れ
そのまま持ち上げお姫様抱っこをした
千夏「ｷｬｯ…、せんせ…ｯ」
智「…」
細いだけあってAちゃんより軽いな
…つったら頬膨らませて
「他の子と比べないでっ!!」
って、ﾌﾟﾝｽｶ怒るんだろ
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ちお(プロフ) - はるさん» ご指摘ありがとうございます。はるさんを困惑させてしまいごめんなさい。お尋ねしたいのですが、男子はどこら辺で出てきていましたか？数年前に書いたものですから覚えてなくて…。お手数おかけしますがよろしくお願い致します。 (2017年7月18日 8時) (
レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 貴方の作品が大好きで久々に読み返してましたけど、クラスに男子がでてますが結局先生の勤め先は女子高なの？共学なの？ (2017年7月17日 22時) (レス) id: c5745f6a62 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - すごく素敵な物語ですねっっ！応援してますっ(n´v｀n) (2014年6月6日 23時) (レス) id: 71f27796a2 (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - 誤字すみません！お邪魔しますっ(( (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - またまたお邪魔しす。更新有り難うございますm(_ _)mこれからも先生と主人公ちゃんが楽しみです* (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちお
| 作成日時：2014年5月18日 13時
