HOUSEWIFE １５ ページ15
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車の助手席に乗ってまだよく知らない町並みを走る
こっちに越して1ヶ月ちょっと
あまりお家から出ないから近所の情報を得る機会もなかった
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智「んぁ、こっちから入ったらダメだった」
「何かあるの？」
智「あの女がいつも駐車場で俺んこと待ってっからさ」
途中引き返して別の門から入る
初めて来た女子高は外観から綺麗で
あたしの母校は校内土足だったけど、ここはちゃんと屋内シューズに穿き替えるみたい
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「あたしここに来て良かったの…？」
智「良くはねぇな」
「怒られるの嫌だよ」
智「俺の部屋にいたらバレねぇって」
小走りで先生の部屋に入り扉をﾋﾟｼｬｰﾝと閉める
部屋には机と回転イス、黒い二人用のソファーがある
智「どした？」
「ううん、物少ないね」
智「こんだけあれば過ごせるしな」
先生は回転イスに座ってノートパソコンを起動させてる
先生…、パソコンつつくんだ
お家に仕事を持ち込まない人だから、こんな姿を見るのは初めてで
あたしの前で見せる甘えた表情も男らしい顔も
パソコンを前にすると消え去っていた
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智「見過ぎ」
「っ、ごめん」
智「そんなとこいないでこっちおいで」
ﾌﾆｬﾝと優しく笑うからｿｯと旦那さんに近づく
傍に行ったのはいいけど、どこに立ってればいいんだろ
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智「ココ」
「…嫌」
智「いいから」
回転イスをｸﾙｯと回してあたしの方を向く
足を開いて “間に座れ”と促してくる
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ちょっとしかない隙間にお尻を乗せたら
開いてた足がｶﾞｯﾁﾘ閉じてきて先生に挟まれた
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背中にあたるお腹と胸
足は足で挟まれ身動きがとれない
そんなあたしを無視して黙々とパソコンに何かを打ってる
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智「んぁ〜！終わった」
近くにあった印刷機からたくさんの紙が出てきてる
「プリント？」
智「そ。体育系は全部俺がやってんの」
イスをまたｸﾙっと回して入り口に背中を向ける態勢になる
智「Aちゃんこっち向いて」
「無理だよ…」
智「ん、はい」
包まれてた身体が解放された
一旦椅子から降りて先生と向き合う
すると、すぐに彼の腕があたしを捕まえにきて
今回は彼と向き合った形で大好きな匂いと密着した
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ちお(プロフ) - はるさん» ご指摘ありがとうございます。はるさんを困惑させてしまいごめんなさい。お尋ねしたいのですが、男子はどこら辺で出てきていましたか？数年前に書いたものですから覚えてなくて…。お手数おかけしますがよろしくお願い致します。 (2017年7月18日 8時) (
レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 貴方の作品が大好きで久々に読み返してましたけど、クラスに男子がでてますが結局先生の勤め先は女子高なの？共学なの？ (2017年7月17日 22時) (レス) id: c5745f6a62 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - すごく素敵な物語ですねっっ！応援してますっ(n´v｀n) (2014年6月6日 23時) (レス) id: 71f27796a2 (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - 誤字すみません！お邪魔しますっ(( (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - またまたお邪魔しす。更新有り難うございますm(_ _)mこれからも先生と主人公ちゃんが楽しみです* (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちお
| 作成日時：2014年5月18日 13時
