HOUSEWIFE １４ ページ14
・
やっぱり…告白されてた
確信を持っちゃうと
先生を独占したい気持ち、そして盗られちゃいそうな不安な気持ちで
何も考えられなくなった
・
智「告白心配しなくてもちゃんと断ったよ」
「…うん」
智「でも、そいつが諦めないとか言い出して困ってんの」
ジャージを握る手に力が入る
あたしの旦那さんだもん…
ダメだよ…、盗らないで…
・
智「で、その子がさ、奥さん見たら諦めるっつってんの」
「え、」
智「Aちゃん明日一緒に来てくんない？」
「明日…は…、」
カズと大学に行く約束してる
ダメなことだけど内心ちょっぴり楽しみにしてた
でも、そんな用事は口が裂けても先生には言えない
智「何かあんの？」
「ううん、ない」
智「うし、これで救われるわ」
先生がｷﾞｭｳｳってしてくれる
爽やかなシトラスに涙が吸い込まれていって
先生が近くにいることに安堵の息がもれた
・
先生がお風呂に入ってる間にカズにゴメンの電話をかける
「…ってことで…、ごめん」
和『いいけどさ、お前大丈夫なの？』
「どういうこと？」
和『先生に言い寄るくらいだから結構奇抜な女なんじゃね？』
「でも…あたしを見たら先生を諦めるっていうから…」
和『…何かされないように気をつけろよ』
「うん」
和『来週も英語あっから、そん時にまた来な』
「うん、ありがと」
・
通話を終えて明日のシミュレーションをする
カズの言う通り、奇抜な子かもしれない
髪を明るく染めて、スカートは膝上15cm以上とか
アクセサリーも付けててメイクもバッチリ
こういう子って口強いんだよね…
相手にするのは苦手…だけど先生がいてくれるから大丈夫
・
気合い注入のためにほっぺをﾊﾟﾁﾊﾟﾁ叩いてると
いつの間にかお風呂上がりの先生が後ろに立ってた
智「Aちゃん、先生呼びマジでやめね？」
「先生って呼びたい」
智「えぇー」
「…ダメ？」
智「“あたしにセクハラして”つってくれたらいいよ」
「へ…っ」
裸の上半身からお風呂上がりたての湯気が出てる
“はーやく”って耳元に唇を寄せてくる
・
「セ…、っ?！」
・
頭以降の文字は先生の口の中へ消えて行った
今夜は…セクハラされるみたいです
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ちお(プロフ) - はるさん» ご指摘ありがとうございます。はるさんを困惑させてしまいごめんなさい。お尋ねしたいのですが、男子はどこら辺で出てきていましたか？数年前に書いたものですから覚えてなくて…。お手数おかけしますがよろしくお願い致します。 (2017年7月18日 8時) (
レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 貴方の作品が大好きで久々に読み返してましたけど、クラスに男子がでてますが結局先生の勤め先は女子高なの？共学なの？ (2017年7月17日 22時) (レス) id: c5745f6a62 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - すごく素敵な物語ですねっっ！応援してますっ(n´v｀n) (2014年6月6日 23時) (レス) id: 71f27796a2 (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - 誤字すみません！お邪魔しますっ(( (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - またまたお邪魔しす。更新有り難うございますm(_ _)mこれからも先生と主人公ちゃんが楽しみです* (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちお
| 作成日時：2014年5月18日 13時
