HOUSEWIFE １３【O】 ページ13
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仕事を終わらせてケータイをチェックしたらAちゃんからLINEが来てた
“ごめん、今日は外でご飯食べてきて”って
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それなら一緒に食べに行こっつっても、それに返信はなかった
仕方なく久しぶりに外食をして
酒も飲めないから早めに家に帰る
・
家の中は真っ暗で、彼女がいる気配がない
リビングの電気をつけて寝室や風呂を覗いてもいない
どこ行ったんだよ…
気が気じゃなくて慌てて電話をかける
無機質な機械音が彼女の声に変わることはなく留守番センターに繋がって
ケータイを握りしめてる手に汗が溜まってく
・
Aちゃんがよく行く場所とか全く知らないから探しようもなくて
どうしようか考えてる時、玄関が開く音が聞こえた
「あ…、今日も早かったんだ」
大きな目をﾊﾟﾁﾊﾟﾁさせながらｹﾛﾘとそこに立ってるから
無事だったことに安心した
…けど、すっげぇ心配したのに余りにもｹﾛﾘとしてるから
ちょっとだけ…、ﾑｶｯとする
・
智「どこ行ってたんだよ」
「お家だよ。クッキー作ったから唖夢にもあげようと思って」
智「…それにしても、もうちょい早く帰ってこれるでしょ」
「お母さんが夕ご飯作ってくれたから食べてたの」
身体の力がスルスルと抜けてく
何なんだよ…
無事だったからいいんだけどさ
・
智「つか、俺のクッキーは？」
「…」
智「んぇ、ないの？」
「先生クッキー持ってるじゃん…」
智「…は？」
「だから必要ないかな、って」
やっぱり咲田がくれた紙袋ん中見たんだ
んでモヤモヤして
「…モテモテだね」
この…有様か
・
智「そ。俺モテてんの」
「…」
智「今日も告られちってさ」
「…」
智「…俺何て応えたと思う？」
ちょっぴりイジワルしたい気持ちが湧いてきて
Aちゃんが泣いちゃうのを分かってながら今日のことを話す
「っﾔﾀﾞ…、ﾔﾀﾞ…」
智「んなこと言ってねぇよ？」
「や…、先生はあたしの…だもん」
智「ふー…ん？ あと、先生っていい加減やめろよ」
・
本気で泣きそうになってる
震える身体を抱きしめて
“Aちゃんにお願いあんだけど”って囁いたら
弱い力でジャージをｷｭｯと握ってきた
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ちお(プロフ) - はるさん» ご指摘ありがとうございます。はるさんを困惑させてしまいごめんなさい。お尋ねしたいのですが、男子はどこら辺で出てきていましたか？数年前に書いたものですから覚えてなくて…。お手数おかけしますがよろしくお願い致します。 (2017年7月18日 8時) (
レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 貴方の作品が大好きで久々に読み返してましたけど、クラスに男子がでてますが結局先生の勤め先は女子高なの？共学なの？ (2017年7月17日 22時) (レス) id: c5745f6a62 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - すごく素敵な物語ですねっっ！応援してますっ(n´v｀n) (2014年6月6日 23時) (レス) id: 71f27796a2 (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - 誤字すみません！お邪魔しますっ(( (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
みさと(プロフ) - またまたお邪魔しす。更新有り難うございますm(_ _)mこれからも先生と主人公ちゃんが楽しみです* (2014年6月1日 19時) (レス) id: 203bf3b31a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちお
| 作成日時：2014年5月18日 13時
