信じたいのに…4 ページ40
○
まっすーについてきて正解だった
…犯人をおびき出すために、まっすーとマネージャーを引き離した。
思ったとおり。
女がまっすーに近づいてきた。
へぇ対人恐怖症の振り…ねぇ。
そんなことまっすーがするわけ無い。どんなにまっすーが苦しんでるか知らないくせに…腹立つ…
やべっまっすー連れてかれた。
「マネージャーさん、録音よろしく。」
「もうしてます」
流石だねぇ…シャワー室…？
あっ…
女はまっすーにシャワーをかけ始めた。まっすーってあの事件以降冷たい水かけられるの苦手じゃなかったけ…
過呼吸起こしてる！
“かわいい…あはは…かわいいじゃないwまじウケるwこれで被害者ぶれるじゃん良かったわね！まぁ私がやったって言ったら許さないけどー”
は？
俺は自然と体が動いていた。女に一通りキレてまっすーを抱きしめた。マネージャーに証拠の存在を女に突きつけてもらった。
女は謝るわけでもなくまっすーに八つ当たりをしたこと、まっすーが俺達の事を信じきれていないということを言ってきた。
そんなのまっすーをこんな目にあわせていい理由にならない。それにさ…
“人が怖いこと、信じられないことがどれほど辛いかわかるか？人を信じきれないのは当たり前だろ？お前は友達のすべてを信じてんの？”
女は黙りこんだ。まっすーの呼吸を落ち着かせる。マネージャーが連絡をして、スタッフさんたちが女を連れて行った。スタッフから毛布をもらいまっすーを楽屋に運んだ。
手越と小山にまっすーの着替えを頼んだ。
「しげ…ごめん…」
「何に謝ってるの？」
「みんなを信じられない自分が嫌で…避けてた。」
昨日帰ってきてから今まで一言も喋らなかったもんね。いいのに。誰でもあるじゃんそういうのさ。
「まっすー。さっきも言ったじゃん。人を信じきれないのは当たり前って。俺だってお前らのこと信じてるけどさ、あるでしょ？信じられないって思うこと。
人の全部なんて信じなくてもいい。それでいいんだよ。だって俺らそれぞれみんなの全てを知ってるわけじゃないんだからさ、それなのに全て信じるなんて無理な話だよ。」
これでわかってくれたかな…。
「ありがと…おれ…今のままでいいのかな…しんじきれてないままで…」
俺は頷いた。するとまっすーがぎゅっとしてきた。
「しげ…しげぇ…」
「怖かったね…もう大丈夫だからね…！」
俺は手越たちが来るまでずっとまっすーを抱きしめていた。すこしでも安心できますように。
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しおり(プロフ) - ののさん» りょうかいです！！リクエストありがとうございます(*^^*) (2019年2月22日 19時) (
レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - まっすーがPTSDになってしまってそれで手越が励ます?的なのをお願いします！テゴマスメインで、 (2019年2月21日 7時) (レス) id: 7b69eed5b7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)るな(プロフ) - リクエスト答えてくださりありがとうございます！ めっちゃ最高です！！ (2019年2月8日 20時) (レス) id: 95f119d2e7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - (名前)るなさん» コメントありがとうございます！『喧嘩はだめ』の方で書かせていただきました！キレてるまっすー書くの楽しかったです！！また何かあったらいってください！！(*^^*) (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - A.Mさん» リクエストありがとうございました！！『無理しないで』の方で書かせていただきました！いかがだったでしょうか？またリクエスト待ってます！！ (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2019年1月20日 18時
