信じたいのに…3 ページ39
▽
昨日と同じ仕事場。行きたくないなぁ…また昨日の人とあったらどうしよう…
それに昨日からメンバーと全然話せてない。メンバーまで怖くなった。何より、メンバーを信じきれない自分が、メンバーと話す資格なんてないんだ。
とりあえず撮影に集中しなくちゃ。けど今日なぜかマネージャーさん俺にベッタリじゃね？自意識過剰かな…
「増田さんのマネージャーさんいいですかー？」
「絶対ここにいてください！！」
行っちゃった…寂しいなぁ…
「おい増田。まだ対人恐怖症の振りしてんの？いい加減やめたら？そのぶりっ子とかさ、見てて気持ち悪い。」
ｽﾞｷｯ…
「なんか言えよ！いつも黙ってばっかでさ？言い返せないの？かわいいって言われたいからきついこと言えないの？ぶりっ子って大変だねー」
やめて…
「そうだ。そんなに被害者ぶりたいならいいことしてあげる。」
俺は女に手を捕まれ、連れて行かれたのはシャワー室。壁に押し付けられ水をかけられる。
冷たい水…あの日を思い出す。屋上に放置され雨に打たれ続けたあの日…
「…やめ…ﾋｭｯ…ｺﾞﾎｯ…やだ…ﾋｭ…だれか…ﾋｭ…」
あの日のトラウマが。
「かわいい…あはは…かわいいじゃないwまじウケるwこれで被害者ぶれるじゃん良かったわね！まぁ私がやったって言ったら許さないけどー」
もう何も考えられない…冷たい…怖い…もう無理だよ…助けて…
「お前がやったことぜーんぶ記録したから。どけよ。邪魔なんだよ。こんなことして許されると思うなよ。」
しげ…！この声…安心するなぁ…
「何よ！あなたがどう言おうと証拠なんて出せないじゃない!」
「証拠はしっかり残しましたから！」
マネージャーさん！
「なんでよ…こんなぶりっ子のどこが言いわけ？私の友達は!私よりもこいつの方が可愛いっていう！私のほうが可愛いのに！」
「うるせぇ！お前みたいな最低なやつよりこいつの方が可愛いし、まっすーは悪くねぇだろ！何も知らないやつが八つ当たりにこんなことして、これは犯罪だぞ。わかってんのか！」
しげ…
「加藤さん？あなたはあなた達はどんなにこいつを助けても信じられてないんですよ？それでもこいつ大事ですか？」
「まっすーが対人恐怖症ってお前口振り的に知ってるよな？
「それは振りでしょ？」
あ？人が怖いこと、信じられないことがどれほど辛いかわかるか？人を信じきれないのは当たり前だろ？お前は友達のすべてを信じてんの？」
俺はその言葉に涙が止まらなくなった。
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しおり(プロフ) - ののさん» りょうかいです！！リクエストありがとうございます(*^^*) (2019年2月22日 19時) (
レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - まっすーがPTSDになってしまってそれで手越が励ます?的なのをお願いします！テゴマスメインで、 (2019年2月21日 7時) (レス) id: 7b69eed5b7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)るな(プロフ) - リクエスト答えてくださりありがとうございます！ めっちゃ最高です！！ (2019年2月8日 20時) (レス) id: 95f119d2e7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - (名前)るなさん» コメントありがとうございます！『喧嘩はだめ』の方で書かせていただきました！キレてるまっすー書くの楽しかったです！！また何かあったらいってください！！(*^^*) (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - A.Mさん» リクエストありがとうございました！！『無理しないで』の方で書かせていただきました！いかがだったでしょうか？またリクエスト待ってます！！ (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2019年1月20日 18時
